山田和樹の演奏を聞くのは、なんと11年ぶりになる。
プレトークで、北海道で演奏するのは二度目だと言っていたので、ボクは彼の北海道での演奏を全て聴いたことになるんだなぁ。
そのプレトークの時、「前回も聴きに来てくれた方は手を挙げてください」と言われたので挙手したのだが・・・
意外にも数人しかおらず、しかもなかなか気付いてくれなかったので大きく手を振ったところ、
「あ、手を振ってくれてるぅ」と振り返してくれたのは嬉しかったなぁ。
さて、今回は横浜シンフォニエッタ。
山田マエストロが学生時代に立ち上げたオーケストラだ。
当時の名前はトマト・フィルハーモニーといったそうだが、命名の由来は山田さんがトマトが嫌いだったからだとか・・・
そんな名前の付け方、するもんなのか?
それはともかく、このオケ、うまい‼︎
CDでも聴いていたので上手いことはわかったいたけど、もう想像以上だった。
JUGEMテーマ:音楽
]]>
およそ5ヶ月ぶりのコンサート。
コロナのこともあるし、退院してすぐだし、
どうしようか迷っていたんだけど、インキネンが来日したというニュースを見て慌ててチケットを購入。
オール北欧プログラムで実演に触れる機会はかなりレアな曲ばかり。
しかも指揮者はピリタリ・インキネンとくれば、聴かないわけにはいかないじゃん。
1曲目の「エクセルシオール!」(ステンハーマル)は、冒頭の響きからしていつもと違う。
指揮者がこだわって作ったのか、あるいは曲の力なのかは分からないが、
いきなりスウェーデンの森の中に迷い込んだような清々しく、つれでいて不思議な感覚に誘われた。
2曲目は、ニールセンの「フルート協奏曲」。
フルートソロは工藤重典。
さすが大御所。この難しい曲を情緒豊かに美しく奏でる。
対で出てくるバストロンボーンの音がちょっと割れ気味なのが残念だが、掛け合いは見事で面白い。
後半はシベリウスの「交響曲第5番」。
2番はイヤというほど聴いてきたけど、一番聴きたかったのはこの5番。やっと聴けた。
速めのテンポでグイグイと押す演奏たったが、相変わらず響きが美しい。
この日の演奏は、菅をおさえて弦を前面に出すようなバランス作り?
そのせいか、けして荒々しくはならず、あくまでも美しく幻想的な世界を醸し出していた。
さて、コンサートはマチネだったので、3時頃には終演。
このまま帰るのも惜しいので。ちょっと足を伸ばして散財してきました。
アウトレットって、あまり行く機会がないんだよねぇ。
フードコートで食べたローストビーフ丼も美味でした。
さて、これで冬休みはほんとに終わり。
明日からは、いよいよ本格的に育苗の準備です。
]]>
飼い犬の名前にするくらい好きなのに、
今まで生で聴いたことがあるのはヴァイオリン協奏曲が2回だけという・・・
プロコフィエフの管弦楽曲を、今日、とうとう聴くことができました。
「ロメオとジュリエット」組曲より
モンタギュー家とキャピュレット家 (第2組曲-1)
朝の踊り (第3組曲-2)
ロメオとジュリエット (第1組曲-6)
情景 (第1組曲-2)
メヌエット (第1組曲-4)
朝の歌 (第3組曲-5)
アンティル諸島の娘たちの踊り (第2組曲-6)
タイボルトの死 (第1組曲-7)
ジュリエットの墓の前のロメオ (第2組曲-7)
3つある組曲から、指揮者の井上道義が抜粋した版ですが、
各曲の対比やつながりも自然で、とても聴きやすい組曲になっていました。
演奏もエネルギッシュ。
管打を思いっきり鳴らして、弦もいっぱいに歌わせて、ドラマティックな演奏に仕上がっていました。
特に、プロコフィエフの醍醐味と言っていい弦の最高音域の美しいことといったら・・・
素晴らしいプロコを聴かせていただきました。
前半は武満徹の2曲。
「グリーン」と「鳥は星形の庭に降りる」。
仕事と不作で心身ともに疲労困憊なボクに、たっぷりマイナスイオンを与えてくださいました。
武光の透明感のある響き、不安定なメロディ、実は大好きなのです。
会場には寄贈されたエリシュカさんの銅像が❗️
そして・・・
バーメルとさんと広上さんのイラストも。
トランペット副首席の鶴田画伯の作品だそうです。
kawaii
]]>
半年ぶりのコンサートに行くことにしたのは、
先週の日曜日、サイトウキネン・オーケストラの配信(デュトワ指揮、海・火の鳥・牧神etc.)を見て、
演奏はもちろんなんだけど、その後、感想なんかを愛知の友人と話していたりして、
何でもいいから生オケを聴きたいという衝動に駆られたというか・・・
さいわい、トマトの出荷量も激減しているし、「今なら行ける」的な・・・
プログラムは、マティアス・バーメルトの指揮で、
シューベルトの「未完成」交響曲と、
ブルックナーの交響曲第7番。
普段なら絶対に聴きに行こうなんて思わないプログラムだよな・・・
しかも、「未完成」なんて初めて聴くんだよな。チョー名曲なのに・・・
ブルックナーは2回目。しかも2回とも7番って・・・
でも、今日の札響はうまかったな。
気合が入っていたというか、音の張りがいつもと全然ちがってた。
苦手なブログラムだったけど、行って良かった。
ついでというか・・・
たまたま、今日は天下一品札幌店の閉店前の最終営業日。
もし叶うことなら最後に食べていこうと思ったんだけど・・・
開店前から200人くらいの大行列。
早々に諦めました。
んで、代わりに吉山商店系の草木塔というラーメン屋さんへ。
これが美味しくて、いい店を見付けちゃったと怪我の功名。
コンサート後は、シハチ鮮魚店という、お魚屋さんがやってる食堂で海鮮市場丼。
これが美味美味。
もう、コンサートに行ったんだか、グルメ三昧の旅だったんだかよく分かんなくなっちゃうくらいお腹が満たされました。
あ、今回は札響60周年記念演奏会ということで、北海道新聞から号外も出てたのでいただいてきました。
いい記念になりました。
]]>
どこに出勤したのかといいますと・・・
実は、このたび農協の監事にすることになってしまいました。
で、今日が総代会で、そこでの承認を得て就任するということで、初出勤という・・・
なんだかなぁ。。。
ガラじゃないというか、まさか自分が、という感じです。
ま、昔からこういう「役」にはよく当たる方でしたが、
それにしても、まさか農協の役員なんて・・・
思えば、、
20代は、小学校の教師として、金管バンドの指導者として。
30代は、中学校の教師として、吹奏楽の指導者として、また吹奏楽連盟の役員として。
40代は、農業を始めて、また新聞にコラムを執筆するという機会をいただいて。
そして50代・・・
まだ何をやるのかすら分からない状態ですが、
新規就農者が就くのも初めてみたいだし、
他業種の経験者という立場も貴重だ(と言われた)ということだし、
やれる範囲で、精一杯やってみようかな、と思ったりしています。
]]>
なななななななんと、1年1ヶ月ぶりのコンサートですッ。
昨年の2月22日、「ネコの日」のコンサートを聴いて以来の生オーケストラ。
そして、今回のこのコンサートは、その直後に行く予定をしていたのに中止になってしまったコンサートなのです。
だから、プログラムもほぼ同じ。
冒頭の「トロルドハウゲンの婚礼の日」(E.グリーグ)が、J.シベリウスの組曲「カレリア」に変更になったのと、
指揮者が飯森範親に変わったくらいです。
指揮者の変更は、むしろボクにとっては嬉しい。
さて、ところがその曲変更のせいで、やたらと1部が長くなってしまいまして、
なんと1時間以上かかってしまうという、あまり例のないケースでした。
シベリウスの「ヴァイオリン協奏曲」も結構長いもんね。
でも、ソロを弾いた金川真弓さん、いいソリストだぁ。
ちょっとオケをバックにするには音量が足りない気もするけど、歌い回しも自然で抒情的だし、
何よりも音色がまろやかで美しい。
特に重音の響きが温かくて魅せられました。
なお、ソリストアンコールは、「シューベルトの魔王の主題による大奇想曲」(H.W.エルンスト編曲)。
演奏も曲もカッチョイイけとざ、これまた長い・・・
休憩後は、
歌劇「魔笛」序曲 (W.A.モーツァルト)
歌劇「シチリア島の夕べの祈り」序曲 (G.ヴェルディ)
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第一幕への前奏曲 (R.ワーグナー)
という序曲三本立て。
アッという間の出来事でした。
しかも、全部元気の良い曲ばかり。
アンコールは、お決まりの行進曲「威風堂々」第1番(E.エルガー)。
今日の札響はトラが多くていつもとはちょっと違った響き。
特に木管は、ほぼほぼ首席不在で、いつものキレッキレ感がないのが残念。
だからといって極端にレベルが落ちている感じがしないのは、土台となるサウンドが出来上がっているせいなんだろうな。
さてさて、今回は久しぶり札幌だったので、ホテルも取って一泊旅行。
コンサートの前にはデパート巡りをして買い物をしたり、
ちょっと美味しいものを食べたり、
ともかく、営農期に入る直前の束の間の休日を楽しんできたのでありました。
]]>
町教委から電話が来た。
「小学校で吹奏楽の指導をしてもらえないか」という件だった。
以前、一年ちょっと前に楽器のメンテナンスの指導をしに行った学校。
その時にも、「次は吹く方の指導をお願いします」と言われていたけれど、
その直後に今の新コロ騒ぎになってしまい、うやむやになってしまったままだった。
それはそれでいいとも思っていた。
だって、あまりに場違いだったんだもん。
その時のブログにも「もう先生にはなれないな」と書いてあるけど、それが当時の率直な感想だったんだろう。
で、今日の電話。
断ろうとも思ったんだけど、ちょっと迷いもあったし、断るのもニガテなので、ちょっと考えさせてもらうことにした。
具体的には、来週、当該校の先生から連絡が来るので、その話を聞いた上で、ということにした。
何を迷っているのか・・・
それは、これは自分がやりたい音楽じゃないということが一番かな。
河和小学校でも乙川中学校でも吹奏楽の指導をしてきたけれど、
そこにはコンクールとか演奏会とかいう目標があって、
お客さんに楽しんでもらいたいという目的があって、
そこに自分なりの楽しさややりがいがあったのだけれど、
今回の依頼は、授業の一環としての管楽器教育だし、それだけにモチベーションも高くない。
もっとも、自分自身にもあの頃のモチベーションはもうないわけで。
もやもやしたまま、今の心境を吐露しておこうというお話でした。
]]>
当時の乙川中学校の部活動は「乙川スポーツクラブ」という組織で活動していた。
基本的には運動部だけだったが、吹奏楽部もその仲間に加えてもらっていた。
これによって、学校が定めている下校時間よりも遅い時間でも活動が可能になるなど、利点がたくさんあったので、その措置はありがたかった。
さて、そんな時期に3年生の担任も終盤を迎え、「来年はどうする?」という話しになったわけである。
ひとつ提示されたのは、「翌年から学年主任をやらないか」ということだった。
当時36歳だったので、こんな大規模校(1学年=9クラス)で主任を務めるにはちょっと若い感じはするが、
翌年1年生の主任を務め、そのまま2年生・3年生と上がれば、ちょうど在校10年の期限と重なって異動できる。
キリがいいと言えば言えるわけだし、一緒に同じ学年をやっていた先生方(ちなみにほとんどがボクより歳上)も、「協力して盛り立ててくれる」と言っているということだった。
こんなウマイ話はない。
普通ならそう考えるところだし、正直自分もそう思ったりもした。
それでも迷っていると、複数の先生方から次のような話を聞かされて、それが迷いに拍車をかけてしまった。
「3年間、学年主任を勤め上げたら、次は校務主任として異動することになるだろう。」
つまり、いわゆる出世コースに乗ることになるという布石だということだ。
そうなると、部活動の指導はほぼ出来なくなる。
たとえ顧問をしたとしても、校務主任・教務主任は2・3年で異動するのが普通だから、落ち着いてバンドを育てるというのは難しい。
ところが、
例えば、乙川中学校区の小学校に異動して校務主任を勤めるとなれば、吹奏楽部の指導は可能になる。
なぜなら、「スポーツクラブ」だから。
校区に在住・在勤ならば指導者として登録が出来るし、むしろそれが望ましいという。
さらに、次の異動ではまた校区の別の小学校で教務主任に、
さらに別の小学校で教頭に・・・、となれば、この先10年くらいは引き続き同じバンドの指導ができるという・・・
いやいや、人事異動なんて、そんなにうまくはいかないものなのだが、
少なくとも机上の計画としてはそういうことも念頭に置いた上での人事だと聞かされたのだ。
吹奏楽部の指導のことで迷っているのかと思ってアドバイスしてくれただけかもしれない。
でも、正直なところかえって怖くなってしまったのです。
見えないところで、自分の知らないところで、勝手にレールが敷かれてしまっているようで・・・
前回も書いたけれど、この時期の吹奏楽部はかなりうまく運営されていた。
練習をサボる子なんていなかったし、学校も保護者も地域も協力的で、普通に活動していれば県大会には出場できるサウンドをキープしていたし。
なぜ、そんな恵まれた環境から逃げ出し、
しかも望んでも得られないようなレールから逸脱したのか・・・
今となっては、そのころの心境はさっぱり分からない。
強いて言えば、自己破壊衝動みたいなもの?
結果として、移動願いを出し、スカウトしたくれていた大府中学校に異動したわけだけど・・・
実は、異動先でもまったく同じ提案をされたのです。
もちろん拒否しました。
それなら初めから乙川で受けてるよ。
スタートが2年遅れただけバカみたいじゃん。
そして、北海道にいるのかな・・・
ま、それだけじゃないんだけどね・・・
もし・・・
あのまま乙川で主任をしていて、助言通りのレールに乗っていたら・・・
今ごろはどこかの学校の校長だったんだろうか・・・
ちょっと想像できないね。。
]]>
振り返るったってあぁ〜た。
なんか、気がついたら1年終わってたってのが正直な感想ですよ。
昨年が不景気だったもんだから、キノコ穫りのバイトから始まって、
息つく間もなくハウスの準備をしてトマトを植えたり、アスパラを採ったり・・・
そのトマトも、夏までは好調だったんだけど、秋からは病気にやられて2棟がほぼ壊滅状態。
農業だし、コロナの影響なんてなかったんじゃない?
恒例になっている「今年の漢字」。
今年は「密」だそうだ。
コロナ禍のもと、何かにつけて耳にした漢字だったな。
我が家のトマトも密だったけど・・・
苗が多すぎたんだよね。
んで、もったいないから全部植えちゃうし。
さて、我が家的今年の漢字は・・・
病
としました。
いろいろ迷ったんだけどね。
トマトのいわゆる連作障害に起因する病害は、秋以降ほぼ2棟の木を枯らせてしまいました。
損害額の試算は150万円ほど。けっこうな痛手です。
あとは、世間的な病。つまり、コロナですね。
そのせいで、直売所は多少の打撃を受けています。
外出自粛の煽りを受けて、お客さんは確実に減ってしまいました。
ただ、多少の……と言ったのには含みがあって、
実は、そのせいかどうか、遠くから来ているジジババ窃盗団による万引き被害は減ったのです。
これは思わぬ恩恵かもしれない。
そして、自分自身も、この歳になって病と格闘することになってしまったし・・・
毎日薬を飲むのって、けっこうメンドクサイですよ。
あ、ご心配なく。大した病気ではないので・・・
ついでまでに、
迷った漢字は、
「枯」……トマトが枯れたこと。井戸水が枯渇してきたこと。
「害」……トマトの病害。かぼちゃの食害。
「減」……収量減。収入減。
「籠」……ほとんど家かハウスに籠もっていたから。
いまいち、決定打のない一年になってしまいました。
]]>
「ウィズ・ハート」の頃からすっかり止まってしまった回想録。
なぜ止まってしまったのか……
それは、この時期が自分にとっての大きな分岐点だったからなのだ。
「なぜ先生を辞めたの?」
「どうして北海道で農業を始めたの?」
今でもよく訊かれる質問なんだけど、その答えのほとんどはこの時期に詰まっている。
「フェスティーボ」は、チェコの作曲家ヴァツラフ・ネリベルが書いた吹奏楽曲の古典。
以前はコンクールでは必ず聴かれた名曲だったけれど、最近はあまり耳にしないかな。
乙川中学校がこの曲を演奏したのはCBCこども音楽コンクール。結果は当然のように優秀賞。
3年生が抜けても、もうすっかりサウンドは安定していて、コンクールに出ても緒戦でなら金賞(優秀賞)以外を取るなんて考えられなかった。
この年、ボクは3年生の担任をしていたので会議や進路指導で部活の練習に出られないことも多かったんだけど、
生徒たちは自分たちできちんと練習をしていて、その点ではまったく心配はなかった。
冬休み前あたりから副顧問の先生がドロップアウトしてしまって、事実上1人で見なくてはならなかったけど、それでもそんなに心配はなかった。
ある時、体調を崩して待って数日学校を休んだこともあったけど、それでも生徒諸君は自分たちで基礎合奏まできちんとしていて、
むしろ、ボクがいない方がちゃんと出来るんじゃないかと思ったほどだった。
そんな教師・指導者としては幸せすぎる状態を、贅沢にも物足りなく感じていたのも事実だった。
さて、この年、乙川中学校に来て7年目。そして3年生の担任。
「来年はどうする?」という話は当然出て来る。
他校から「うちに来ないか」という誘いはいくつもあった。いや、これは毎年いくつもあった。
直接声をかけられることもあったし、毎年秋にある校長面接(次年度の意向などを校長と話し合う機会)では、校長からそういう話を聞かされていた。
でも、他の学校で、もう一度バンドを育てようという意欲とかエネルギーとかは、この頃の自分には薄かったように思う。
この年も、4校からお誘いがあったけれど、それを受けるということにあまり前向きにはなっていなかった。
でも、結局は大府中学校に異動したわけで……
それはナゼなのか?!
それを語るには、極めて主観的な立場からの不満や、あるいは秘密事項に当たるような内容にも触れなくてはならないわけで……
だから、今まであまり語って来なかったんだけど……
でも、教師を辞めて14年が経ち、どこかに残しておかないと、という思いも年々強くなっていて……
……というわけで、次回に続きます。(多分…)
]]>
マスク来た。
7枚入りの小袋が6袋、42枚
いただいといて、こんなことを言うのもなんだけど……
]]>6.0℃/-0.1℃
今季、予定していた最後のコンサート。
新コロ騒ぎで延期になってしまいました。
指揮のフェドセーエフもかなり高齢だし、今回を聴き逃すと果たして次回はあるのかどうか……
彼の指揮で、ハチャトゥリアンの「レスギンカ」を聴きたかった。(多分アンコールで演る)
とりあえず、6月23日に延期ということになっているけれど、果たしてそれまでに収束しているかどうか……
]]>
4年に一度しかない日。
今日は、札幌にコンサートに行く予定だったのだが……
新型コロナが大活躍しているせいで、中止に!
プログラムは、いわゆる「名曲コンサート」で、
「トロルドハウゲンの婚礼の日」が珍しいくらいなのだが、
前回のチャイコフスキー・コンクールで2位に入賞した金川真弓のヴァイオリンが聴きたくて。
残念です。
なお、こういうケースではたいてい払戻があるんだけど、
先週土曜日、早々に電話で連絡があり、
数日後にはハガキでその手順等も知らせてくれた。
なんて迅速な対応なんだ!
これに限らず、今、世間では、いや日本中でコンサートやイベントの中止・延期が相次いでいる。
観客が残念な思いをするのは仕方がないとしても、
出演する皆さんや、企画・運営などで多くの人たちが関わっているわけだし、
主催者は大きな損失を覚悟しなくてはならないわけだし、
出演者の中には、ギャラが受け取れず、「3月は収入がゼロになった」というアーティストの声も聞こえて来る。
本当に、こういう対応で良かったのか……
思えば、一昨年はブラックアウトの影響で2つのコンサートに行けなくなっちゃったんだっけ。
こういうの、最近多いなぁ〜。
]]>
新型ウィルス、いわゆるコロナウィルスの蔓延している昨今、
昨日はとうとう中富良野町の小学生が罹患したというニュースも聞かれるようになり、
もはや対岸の火事ではなくなっている雰囲気になって来た。
各種イベントも、全国各地で延期や中止が決定される中、
コンサートの開催もかなり危惧されたのだが、今回はなんとか開催されることになってホッと一息。
だって、公共の催し物ならともかく、こういうコンサートは企業活動だもの。
自粛自粛で中止されてしまったら、オーケストラだって劇団だって、負債がかさんで経営自体が危うくなってしまうでしょ。
韓国のように芸術家に対する負債分を融資したり支援したりする制度でもあるならともかく……
さて、会場に着くと、今回のコンサートのポスターの横には、やはり注意喚起が!
その割には、会場内を見渡してもマスクをしている人は少ない。
ボクの後ろの列のおじいさんなんて、演奏中に激しく咳き込んでたけどノーマスク。
時期が時期だけに、ちょっとシャレにならないんだけど……
今回のプログラムはラプソディ(狂詩曲)ばかりを集めた、文字通りの名曲コンサート。
いや、ガーシュインとリスト以外はあまり演奏される機会もないだろうから、隠れた名曲か。
まずはアルヴェーンの「スウェーデン狂詩曲第1番 夏至の徹夜祭」。
のんびりとした中にもにぎやかに夏至を祝うにぎやかな曲。
大好きな曲だし、とても楽しみにしていたんだけど、演奏はイマイチ。
場面転換が小さな変化で描かれているのだが、それが十分に演奏に表れていない。
なんとなく、一本調子な味気ない演奏になってしまっていたのが残念。
続いて、ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」。
ピアノソロは、フランスの若手トーマス・エンコ。
フランス人らしいしなやかでエレガントな演奏。
カデンツァ(?)も独自なアレンジでおしゃれに演奏していた。
一方、札幌交響楽団はノリが今ひとつ。というか、全然ノッテナイ。
ホントにこのオケはこういう曲をやらせるとつまらない。
演奏が真面目すぎるんだよな……
ソリストアンコールは、自作の「Watching You Sleep」。
美しく不思議な響きの佳演でした。
休憩をはさんで、伊福部昭の「日本狂詩曲」。
打楽器が9人もいる!
ハープも2台。
さらにはピアノも。
その割には変化に乏しいこの曲を、よく最後まで飽きずに聞かせたのは広上淳一の指揮の力量だろう。
そして、リストの「ハンガリー狂詩曲第2番」。
一般的には、もっとテンポの緩急をつけて、アッチェランドや急なテンポダウンで引きつけるものなんだろうけど……。
最後はエネスコの「ルーマニア狂詩曲第1番」。
今回一番劇的な曲。
広上は、この曲では指揮というより踊っていたのだが、オケがイマイチ着いて来ない。
かなりモッタイナイ。
なお、アンコールはアンダーソンの「ワルツィング・キャット」。
今日はネコの日ということで、予想通りでした。
ネコの日といえば……
本プログラムの「ハンガリー狂詩曲第2番」は、アニメ「トムとジェリー」でトムが演奏した曲。
ジェリーが邪魔をして演奏をメチャクチャにしちゃうストーリー。
ここまで広上さんは意識してプログラミングしたのかどうか……
追伸……
コンサートを終えてスマホを見ると、
来週に予定されていた「JAF音楽日和」コンサートの中止というニュース。
あぁ〜、やはりそうなったか……
]]>
こんな地方に住んでいると、生のオペラに接することなんて滅多にない。
たまにやっても、ヴェルディとかプッチーニとか……
なぜか、北海道はイタリア・オペラが好きらしい。
ボクが好きなのは、フランスやロシアのものが多いので、ちょっと淋しい気持ちもあるのだが……。
だから、今回の「カルメン」は本当に楽しみだった。
ただ……
年末くらいに、新演出、しかも現代演出だと知った時は、正直テンションがだだ下がりになってしまった。
しょっちゅうオペラを見ているのなら、たまにそういう上演があるのもおもしろいのだろうが、
最初に書いたように、滅多に見る機会がない地方のファンとしては、やはりあまり歓迎ムードではない。
さて、実際に見てみると……
やはり、演出には全然納得がいかない。
なぜ設定を21世紀のアメリカのショービス界をしなくてはならなかったのか。
演出家の意図なども読んだが、その考え方には説得力がまるでなかった。
演奏は素晴らしかった。
タイトルロールを歌ったアグンダ・クラエワも良かったし、
ホセ役の城宏憲、ミカエラ役の嘉目真木子など、目を引く役者も多かった。
特に驚いたのは、児童合唱を担当したHBC少年少女合唱団のクウォリティの高さ。
演技も含めて、美しい歌声や表現力の豊かさには素晴らしかった。
昨年末の「くるみ割り人形」にも出演していたが、
ぜひマーラーの3番とか、他の演目も聴いてみたいと思った。
(ツイッターで拾った写真。ボク写ってます。)
なお、指揮はエリアス・グランディ、演奏は札幌交響楽団、二期会合唱団ほか。
小さい編成ながら、いい仕事してました。
]]>
☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆Bonne année☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆
今年も美瑛神社で年越し。
恒例の奉納した祈願花火も見ることが出来ました。
年明けと同時に打ち上げ花火を見るのって、なんか縁起がいいですよね。
縁起がいいと言えば……
3枚だけ買った年末ジャンボ宝くじ。
見事、6棟が当たりました!
3,000円でぇ〜す。
……というわけで、大晦日の夜は美味しいものをいただきました。
ちなみに、このお肉、閉店間近だったので半額の半額くらいに値引きされてました。
さて、
今日はというと……
イオンに来ています。
スタバでまたぁ〜〜り。
獅子舞してました。
なぜイオンなんかにいるのかというと……
びんちゃんがバイトなのです。
元旦は混んで渋滞したりするので、送って来たんです。
それにしても……
元旦からバイトとか……
ちなみに、ボクも明日からバイトです。
来年のお正月は、家でのんびり過ごせるようにしたいものです。
]]>
今日で、とりあえず今年のバイトはおしまい。
シイタケの収穫は、31日までやっているんだけど、
家のことも何も出来ていないし、年末の2日間はお休みをいただきました。
慣れない仕事は疲れるし、人間関係もビミョーだけど、
この1ヶ月間、ちょっと新鮮だったのは昼ご飯。
毎日お弁当を食べるなんて、ひょっとしたら高校以来のことかもしれない……
キャラ弁でもないし、見たとこ何の変哲もないお弁当ですが、
もうこんなこと二度とないだろうから、記念に写真を載せとこうと思います。
撮り出したのがここ数日なので写真の枚数は少ないんだけど、
12月の初めから、仕事に行く日は必ずお弁当を作ってくれました。
毎朝お弁当を作るのって、けっこう大変だよね。
あ、
まだ1月もあるんだよね……
早く、バイト、終わらないかな……
]]>
今年のkitaraのクリスマスのプログラムは、いつものひと味違う。
いや、ひと味どころか、かなり違う。
どういうことだろうと思っていたら、
プログラムを組んだのは指揮者のクリスティアン・アルミンクだというのだ。
札響からの提案は「クリスマス・フェスティバル」だけで、他はすべてアルミンクの選曲。
なるほど、それでヨーロッパのクリスマスっぽいプログラムになったんだな。
第1部は、フンパーティンクの歌劇「ヘンゼルとグレーテル」の抜粋。
ここでは、ソリストの天羽明恵(ソプラノ)と十合翔子(メゾソプラノ)が簡単な演技を交えつつ美しい歌声を聴かせてくれた。
ヨーロッパではクリスマス・オペラの定番なのだが、日本でこの時期に演奏されることはほとんどない。
だって、どこもかしこも第九だらけなんだもん。
でも、ボクにとっては特別な曲。
だって……
乙中卒業生諸君、覚えているだろうか。
合奏の時によく演奏したコラールに、この「ヘンゼルとグレーテル」の「夕べの祈り」があったことを。
コラールのアレンジが良かったこともあって、定番曲のように合奏の度に演奏していたし、
コンクールのステージに上がる前、リハーサル室でも必ず最後にこのコラールを演奏していた。
そんな想い出がこもっているだけに、オリジナルを生で聴くのは感慨深いものがあった。
第2部は、ソリスト2人の独唱でモーツァルトから。
「ミサ ハ短調」K.427より、聖霊によりて
歌劇「皇帝ティートの慈悲」K.621より、アリア「私は行くが、君は平和に」
歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」K.588より、二重唱「私、あの栗色の髪のひとを取るわ」
そして、R.シュトラウスの歌劇「ばらの騎士」組曲
最後に、L.アンダーソンの「クリスマス・フェスティバル」
「ばらの騎士」といえば、アルミンクが東日本大震災の影響を危惧して、新国立の歌劇をドタキャンした演目。
これのせいでアルミンクの人気は今でも日本ではイマイチなのだが……
演奏は、さすがとしか言いようのない素晴らしさ。
3管に対して弦12型は編成が小さ過ぎ、バランスが悪かったのは惜しいけれど、
その表現の巧みさ、ダイナミックな音楽の運びは、素晴らしいのひと言。
この演奏が、この企画1日だけというのは、いかにもモッタイナイ。
アンコールは、再びソリストお2人が出て来て「きよしこの夜」。
終演後には3人のサイン会もあったのだが、
なぜか行列が短く、おかげでちょっとお話しすることも出来て嬉しさ倍増。
ステキなクリスマスになった。
]]>
昨日、今年の漢字が発表された。
『令』だそうだ。
で、毎年恒例の我が家の漢字ですが……
もう、10月くらいから、迷わずこの一字に決まっていました。
虚
何度か書いているけれど、
今年は何もかもがたくさん穫れたんです。
トマトは過去最高に並ぶくらいの収穫高。
でも、夏の安値が祟って、収入は平年よりも200万円以上少ないという、
なんとも虚しい結果になってしまいました。
暑い中、昼ご飯も食べずに午後まで収穫していたのは何のためだったのやら……
カボチャも然り。
10kg当たり、400円ってなんなん?!
ハッキリ言って、作らない方が良かったくらいです。
こちらも、例年にないくらいの豊作で、
収穫に1週間以上かかったりしていたのが懐かしいやら虚しいやら……
病気が出て収穫量が少なくなったとか、
管理が悪かったとか、
怠けてたせいだとか、
自分が悪いのならばともかく……
おかげで、例年なら家でゴロゴロしつつ来年の準備をしたり、年賀状を書いたりしているこの時期に、バイトに行っていたりするわけで……
何が悲しくて、雪が積もっている中ハウスの中でキノコを穫ったりしているのやら。
]]>
きのこ穫りのバイトに来るようになって、今日でちょうど一週間。
例年なら、家でゴロゴロと暇を持て余しつつ冬休みを満喫している時期なのですが……
今年は、トマトもカボチャも激安で、
正直なところ、年を越せるかどうか……
仕方がないので、10年ぶりくらいにバイトに来ているわけなのです。
こちらは菌床栽培でシイタケを作っている農場。
何も、オフシーズンになってまでも農作業しなくても良さそうなものですが、
いつでも好きな時に休める上に、時給もまぁまぁだったので決めました。
実は、あわよくばウチでもシイタケを作ってみようかと企んでいたんだけど……
やってみて分かった。
これは無理!
そんなわけで、
多分、1月末までは正月返上でお世話になる予定です。
それにしても……
慣れない環境で、
知らない人たちの中に入って、
しかも、人に使われるというのは……
疲れます。
]]>
広上淳一の指揮で、マーラーの交響曲第10番(クック版)を聴く。
先回の「展覧会の絵」(ストコフスキー版)もそうだが、今年の札幌交響楽団のプログラムは攻めている。
実は、このプログラムはイマイチ気乗りがせず、行く予定はなかったのだが、
行きつけのおでん屋「まき」の女将のお友達にチケットをいただくことが出来たので、聴きに行ったという経緯がある。
とりあえず、ふだんは聴かない曲なので、唯一家にあるCDてで予習。
ただし、こちらはカーペンター版。
実際に聴き比べててみると、かなり相違がある。
しかも、通常はミュートしたバスドラムで叩く所(第4楽章終盤〜終楽章)を2台のミリタリードラムで叩くという、
おそらく日本初演での演出。
終演後、ステージ上のドラムを指差しながら話していたら、
まだ残っていた団員さんが「広上さんの指示でそうしたんだよ」というお話を詳しくして下さった。
こういうことも初めてで、嬉しい体験だった。
今回のプログラムは、バーメルトがわざわざ広上に依頼したんだとか……。
広上自身、日本で10番を指揮したことはないそうだから、
いろいろな意味で思いが入っていたのだと思われる。
演奏も、いつもの札響とは全然違ったサウンド、表現。
招待席ということで、2列目で聴いたことも大きかったかもしれないが……
旭川に帰ったら、お土産のクロワッサンを持っておでん屋さんへ。
お礼がてら食べに行ったんだけど、女将さん、身体しんどそう。
ちょっと心配。
【追 記】
ミリタリードラムのお話……
自分の言葉で書くよりも、ご本人のお言葉の方がより正確に伝わるかと思うので、
無断ながら奏者の方のTwitterより引用します。
元々マーラーのスケッチでは、「ミュートされた大太鼓」なのですが、
今回のクックの譜面は「ミュートされたミリタリードラム(テナードラム)」でした。
1台では音の深みもないので、チューニングに工夫をして2台にしました。
広上さんからもGood choiceと頂きました。
プログラムには全然魅力を感じなかった。
特に、シューベルトなんてまったく聴かないし。
でも、指揮者のマレク・ヤノフスキは、スイス・ロマンドとのブルックナーとか、
このケルン放送交響楽団とのヒンデミットとかは、CDでよく聴くし、好きな指揮者の一人だった。
結局、せっかく海外のオーケストラが札幌で公演をしてくれるのだから聴きに行こうか……
くらいの気持ちで行ったのだが、これが大当たりだった。
まず、ベートーヴェンの交響曲第7番。
弦16型+倍管、総勢83人の大人数から出て来るダイナミックなサウンド。
それでいて、おそらくベーレンライター版を使っているかと思われる早めのテンポと古楽的なアプローチ。
今まで聴いたことのない、とても不思議で新鮮なベートーヴェンがそこにいた。
ヤノフスキも、80歳とは思えない元気な指揮で、若々しい表現を引っ張り出し、
奏者も、実に楽しそうに全力で弾いている。
続いてシューベルトの交響曲第8番「ザ・グレイト」。
まさか自分がシューベルトを好きになるなんて!
こんなに生き生きとした曲だったのか?
快速テンポでグイグイと押し進め、全奏のフォルティッシモでは力強いサウンド。
しかし、まったくうるさく感じない。
木管の音色が明るく、キラキラしていた。
アンコールのベートーヴェンの交響曲代8番第2楽章では、特にその木管の響きが際立った。
全体的に、良い意味でドイツらしくない今風なサウンドのオーケストラだった。
好きな曲が、また1つ増えた。
行って良かった、と思えるステキなコンサートだった。
]]>
学校でものを教えるなんて何年ぶりだろう?
まして小学校なんて……
何を教えたかというと、
町の教育委員会の紹介で、美瑛東小学校で管楽器のメンテナンスの指導をして来たのです。
そもそも、吹奏楽部の顧問をしていたとはいえ、
自分がもっとも得意だと思っているのはサウンド作りであり、
あるいは、バンドの雰囲気づくりだと思っていた。
だから、メンテナンスについてはほぼ愛好者レベルの知識しかないし、
当時は、どこの学校に行っても「乙川中の先生だ」「ちいさまだ」というキラキラした瞳に迎えられ、
コチラが話すことは100%以上に受け入れてもらえるような雰囲気だったのだが……。
あれから14年ほども経ち、
誰もボクのことなんて知らない中で、
しかも楽器を吹いているのは吹奏楽部の子たちではなく、授業の一環としてやっている子たち。
これはヤリニクイ!
更に、あの頃はボクも若かったのに、気が付けばアラフィフ。
自動とのジェネレーション・ギャップは惑星間どころか、星雲間ほども隔たっているような感覚。
それでも、
ともかくも道具の使い方や注意点を教え、
なんとか時間内に任務は全うしたと思われる。
終わった所で給食の時間になったので、誘われるままに6年生の教室で子どもたちと一緒に御馳走になった。
もっとも、ここでもグループに入って一緒に食べはしたものの、
もともと生徒とペチャクチャおしゃべりをしながら食べるのはニガテなタイプなので……
たった2時間余り小学校にオジャマしただけなのだが、
思い知らされたのは、「もう先生にはなれないな」ということ。
そもそも子どもが好きで先生になったわけではないし、
教えることが好きなのかと言えばそんなわけでもないし……
ま、その辺のことはまた書くこともあるかもしれないけれど……
いやぁ〜〜、疲れた。
「次は吹く方の指導をお願いします」とか言われたけれど、
もう、そんな人間ではなくなってしまったような気がする。
]]>
今年、一番楽しみにしていたのが今日のコンサートだった。
なにしろ、プログラムがレアすぎる!
しかも、指揮をするのは、今ノリに乗っている川瀬賢太郎。
フルーツの独奏は上野星矢というフレッシュコンビ。
聴きに行かない理由が見付からない。
まずは、開演前のロビーコンサートから斬新だった。
トロンボーン四重奏にチューバが加わったクレストンの「ファンファーレ」は美しく華やかな演奏で良かったのだが、
続いて、トロンボーンだけで演奏したトマジの「生きるべきか死ぬべきか」。
ほぼ、バストロンボーンが奇妙なメロディをソロで吹いて、他の3本はミュートを付けて伴奏(?)をするという……
おもしろいんだけど、これ、ここで演奏する曲なん?
最近の札響のロビコンは、選曲が斬新すぎる。
いやぁ〜、実にいい傾向だ。
さて、コンサートの1曲目は、ムソルグスキーの交響詩「禿山の一夜」(原典版)。
リムスキー=コルサコフが編曲したヴァージョンがよく一般的だけど、その理由も分かる気がする。
CDで聴いているとそうでもないけど、生で聴くと、オーケストレーションが未熟なのかどうなのか、
ともかく、アンサンブルが落ち着かない。
これは演奏する側の問題ではなく、曲そのものの問題が大きいように感じた。
そして、ハチャトゥリアンの「フルート協奏曲」。
上野のフルートは、柔らかい音色ながら、太くよく通る。
技巧的なパッセージもよくこなし、民族的なメロディも情感深く歌い上げていた。
しかし、この曲を掘り下げ、ハチャトゥリアンの音楽を表現していたのかと言えば、それとも違う気がする。
あくまで、上野星矢の演奏として、ハチャトゥリアンの曲を演奏したという印象。
ソリストアンコールは、イベールの「間奏曲」と、テレマンの「無伴奏フルートのためのファンタジー第10番」の2曲。
イベールでは、ハープの高野麗音も前に出て来てデュオを披露。
この、高野さんのハープが素晴らしかった。
ハープ協奏曲、やってくれないかなぁ〜。
後半は、ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」。
なんとストコフスキー編曲版。
よくやるラヴェル版は、フランス色が濃くてキラキラした感じになるけれど、
このストコフスキー版は、原曲の色合いに近く、ロシアの香りがプンプンするアレンジ。
編成も4管の大編成(弦はそのまま14型)から出て来る音は大迫力。
……なのに、川瀬はさらに煽る煽る。
特に8本のホルンを何度も突出させたり、打楽器を強調したり……
おもしろいんだけど、ちょっと疲れた。
いや、そういう曲なのかもしれない。
こんなプログラム、もう二度と聴くことはないだろうな。
不思議な選曲もあるけど、若い2人の主役のエネルギーを強く感じた、ステキなコンサートでした。
]]>
今年の冬は財政難。
いわゆる豊作貧乏で、とても遊び歩いているような余裕はないんだけど……
でも、すでにチケットを買ってしまっているコンサートは行かなきゃモッタイナイ!
というわけで、昨年の「白鳥の湖」に続いて、新国立バレエを札幌文化芸術劇場hitaruにで観て来ました。
今年もやっぱり女子率が高い!
しかも、子役ダンサーも出ているためか、女子児童もやたら多い!
今回の指揮は冨田実里。
主にバレエの指揮で活躍している指揮者だそうだが、
そのせいもあってか、札幌交響楽団の演奏も、いつものステージ上でのそれとはひと味違う。
舞台上では、子役のダンサーが大人顔負けの演技を披露し、ステキな演技を繰り広げていた。
児童合唱を披露した札幌北野少年少女合唱団も美しい歌声を聴かせてくれたし、
しばし現実を忘れて夢の世界に浸らせてもらえました。
残念だったのは、大好きな「メール・ジゴーニュとポリシネル」がディヴェルティスマンで演奏されなかったこと。
でも、とても楽しめたステージでした。
【追伸】
来年の演目は「眠れる森の美女」と発表あり。
またチャイコフスキー?
おいおい……
]]>
こちら、先月10月14日の初霜の時の写真
HBC北海道放送の「今日ドキッ!」という番組の、お天気コーナーで紹介されました。
そして、
コチラは、昨日11月6日の初雪の記念写真。
同じく、HBC北海道放送の「今日ドキッ!」という番組の、お天気コーナーで紹介されました。
チラッとだけですが……
同じネタなのに……
金城アナウンサー(右側の美人さん)も、
「前にもやってましたよねー♪」と、突っ込んでいたそうです。
あ、ボクは出てません。
写真だけです。
]]>
札響が、せっかく近くのホールでコンサートをしてくれるというのに、
ホールの音響、最悪だし……
プログラムも、イマイチありきたりだし……
なんてことを思いながら迷ってたんだけど、
最近、いろいろと鬱々してるし、気分転換でもした方がいいんじゃないかと慌ててチケットを購入したのは一昨日。
12型の小さな編成。
地方公演だから仕方がないか……と思っていたけれど、想像以上に鳴ってる!
しかも、首席が不在のパートもたくさんあるのに、むしろいつもより上手い!
冒頭の喜歌劇「軽騎兵」序曲(F.スッペ)を聴いたとたん、そのアンサンブルの妙に期待は大きく膨らむ。
2曲目は「ペール・ギュント」第1組曲(E.グリーグ)。
各ソロ陣がいい仕事をしている。
特に「山の魔王の宮殿」でのバスドラムやシンバルの鋭さは、今までの札響にはない迫力。
序曲「謝肉祭」(A.ドヴォルザーク)でも、パーカッションがいい仕事をしていた。
特にトライアングルとタンブリン。
生き生きしたリズムと華やかな音色で、この曲の明るさ無邪気さをいっそう引き立てていた。
休憩をはさんで、A.ドヴォルザークの交響曲第8番。
この曲を好きになったきっかけは、
1982年の吹奏楽コンクールで那覇市立石田中学校(指揮:屋比久勲)の演奏を聴いたことだが、
その直後、FMでオーケストラによる全曲を聴く機会があって、ますます大好きになった経緯がある。
その時の演奏が、尾高忠明指揮の東京フィルハーモニー交響楽団だった。
その尾高さんの指揮によるドボ8を生で聴くのは今回が初めてだが、
前回の鈴木秀美さんや、一昨年の田中裕子さんの時とはまったく違い、むしろ落ち着いた正統派な演奏。
何より、アンサンブルがよくまとまっていて美しい。
弦も少ない人数なのによく鳴っていたし、
この曲の要となるフルートや、トランペットがいい仕事をしていた。
とても幸せな気分になるドボ8だった。
余韻を秘めたまま、会場の近くにあるおでん「まき」に移動。
すごく久し振りに来た気がするけど、やっぱりこのお店、落ち着く。
途中から、お隣の協会の牧師さんも合流。
信者さんからいただいたというメロンも御馳走になったりして♪
しかも、なぜか12月の札響定期のチケット(マーラーの10番)もいただいたりして……
ついでに書いとくと、
その後寄り道したスーパーの駐車場で、
愛車のワイヤレスキーの電池が切れてドアが開かなくなったりしたり……
なんか、いろいろと密度の濃い1日でした。
]]>
kitaraの前にある中島公園はまさに紅葉真っ盛り。
大勢のカメラマンがあちらこちらで撮影ラッシュ。
ボクも負けじと池を一周してパチリパチリ。
久し振りの外オケは、MDRライプツィヒ放送交響楽団。
指揮はクリスチャン・ヤルヴィ。
ヴァイオリン独奏はアン・アキコ・マイヤース。
近年、ドイツのオーケストラを聴く機会が増えているが、
今回のオーケストラは、園中では一番ドイツ色が薄いオケだった。
むしろ、ヤルヴィのカラーが前面に出た、明るさの方が目立った演奏だった。
冒頭の、管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068より「序曲」は、実にキラキラしたJ.S.バッハ(F.メンデルスゾーン編曲)。
続くF.メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲では、アン・アキコの攻撃的とも言えるほどの激しさにオケがよく応えて好演。
アグレッシヴな生き生きとした演奏で楽しめた。
ソリスト・アンコールは、「おばあちゃまの一番好きな曲を弾きます」というアン・アキコのアナウンスに続いて、
滝廉太郎の「荒城の月」を技巧的なアレンジで演奏。
切ないメロディに、思わず涙が出そうになった。
後半はベートーヴェンの交響曲第5番 ハ短調。
こんな熱い「運命」は初めて。
テンポも速いが、とにかく音に勢いがあって、躍動感もハンパない。
だから音楽の推進力が高く身体の中からエネルギーが湧き出てくるよう。
それでもクリスチャンは煽る煽る!
それに乱れずについて行くオーケストラの技術の高さと一体感。
ただ派手なだけじゃない、素晴らしい演奏だった。
アンコールは、同じくベートーヴェンの弦楽四重奏曲第13番 第5楽章「カヴァティーナ」を弦楽合奏で演奏。
「運命」で熱くなった身体をやさしく冷ましてくれるようなステキな演奏だった。
]]>
これも、シリーズ通し券のおかげということでしょうか。
指揮は、首席指揮者のマティアス・バーメルト。
前半はモーツァルトを2曲。
「劇場支配人」序曲は、一般的な快活な演奏ではなく、むしろドッシリとした堂々たる序曲。
モーツァルトっぽくない?
それが狙いなのか?
続いて、田島高宏(ヴァイオリン)、 廣狩亮(ヴィオラ)という札響奏者2人をソリストに配して「協奏交響曲 変ホ長調」。
こちらも落ち着いたテンポでゆったりと演奏。
モーツァルトの明るく軽いメロディやオーケストレーションとはちょっとチグハグな感じもするけれど、これはこれで2本のソロが十分に歌えていい感じ。
むしろ、終楽章の華やかさが引き立てられていた。
休憩をはさんでワーグナーを3曲。
歌劇「リエンツィ」序曲は、ワーグナーの中では好きな曲。
相変わらず、遅めのテンポでの演奏。
でも、ワーグナーならば、そのドッシリとした感じはむしろ良い雰囲気。
続いて楽劇「トリスタンとイゾルテ」から、前奏曲と愛の死。
ん〜〜、エロくない……
ま、それはともかく、この曲の後半あたりからアンサンブルの乱れがちらほら見られるようになってきた。
リハーサルの時間が足りなかった?
それとも集中力が欠けて来た?
かなり細かいバランスに配慮しなくちゃならない曲だけに、緊張感が解けてしまいちょっと残念。
最後は楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲。
名曲だけに、札響も何度もアチコチで演奏している曲。
いろんな指揮者で演奏しているせいかもしれない……
メンバー各々がてんでバラバラなニュアンスで演奏している。
もちろん全体のバランスも崩れて……
ラストこそ壮大に盛り上げて終わることが出来たが、展開部などはむしろ崩壊していたと言ってもいいかもしれない。
さて……
Twitterでもちょっと呟いて2,3ご意見をいただいたが……
ずいぶんと昔のことなので記憶違いもあるかもしれないが……
高校1年生の「理科1」の授業で超新星爆発のことをやったとき、
教科担任だった磯貝先生の話の中に、次のようなことがあった。
平安時代の貴族の日記の中に、この超新星爆発の記事が書いてある。
今までなかった場所に明るく輝く星が突然表れて、昼でも明るく光っていた。
当時の人々も不思議に思って日記にも書いたんだろう。
ひょっとしたら、藤原道長もこの超新星爆発を見たかもしれないよ……
当時のボクは、高校を卒業したら大学に進もうとまでは考えていたけれど、大学で何を勉強しようかとまではハッキリと決めていなかった。
なんとなく、「歴史が出来たらいいな」くらいには思っていたけれど、
そのとき、「天文学もいいな。そしたら、超新星爆発について研究してみたいな」と思った記憶がある。
その後、2年生に進級する時、「理系のクラスは男子ばかり」という理由から文系クラスを選んだため、天文学についてはそれっきりになってしまったけれど、今でも当時覚えた星座や星の名前は忘れていないし、宇宙のことについての興味も深い。
さて、この本は、そうした天文学初心者のボクのような者に対しても、分かりやすく噛み砕いた書き方で超新星爆発について書かれている。
一章ごとに「まとめ」として要点を押さえてくれたり、興味を深めるような「コラム」を用意してくれているのもおもしろい。
書き方も、小学生に語りかけるような口調で、しかし内容は本格的な天文物理学の話を進め、
言葉だけでは理解しにくい内容も、平易な図で補足してくれている。
もっとも……
理科、それも物理となると、ボクの知識も理解も高校1年生でストップしている(しかもあまり覚えていない)ので、後半の内容は少々難しかったけれど、それでも最後まで今日見深く読了できたのは、話の進め方に魅力があったからだろう。
面白かったのは、今(著述された2015年現在)分かっていることだけではなく、「これから」のことについても述べられている点だ。
あと10年くらいして、同じような内容について書かれた本が出たりしたら、ぜひ読んでみたい。
どのくらい、研究が進歩したのか……、楽しみである。
著者の田中雅臣氏は愛知県出身。
県立半田高校を卒業後、東京大学・同大学院に進み、天文学を専攻。
26歳で、修了年限特例による博士論文早出し卒業し理学博士となったそうだ。
実は田中くん……
ボクが初めて担任したクラス(4年2組)の生徒でした。
当時は、勉強ができる子ではあったけれど、経歴から想像するような天才児という印象はなくて、
放課後は普通に部活動とか一生懸命やってたし、
誰にでもやさしい「とてもいい子」という印象。
例えば自分の娘の婿さんが田中君だったらいいよな」というような……
この本はたまたま見付けたんだけど、
自分がかつて勉強したかった超新星爆発について、
かつての教え子から教えてもらうというのは、なんとも興味深く、嬉しく思うのです。
ここは星もキレイだし、望遠鏡、買っちゃおうかなぁ〜。
JUGEMテーマ:読書
ハウスに入れば、まだいっぱいトマトの実があるように見えるんだけど……
4日前には、我が家も初霜を観測し、
今朝はマイナス3度。
大雪山もすっかり雪化粧。
こんな寒いのに、トマトが赤くなるわけもなく……
例年よりはちょっと早いのですが、
カボチャの出荷作業に精を出しています。
キュアリングが終わったカボチャを磨き、
重さを量ってサイズ別に選別し、
箱に詰めて、トラックに積み……
そんな作業を1日中やっていると……
飽きて来ます。
スミマセン、
先ほど、「精を出して…」と書きましたが、あまり出ていません。
むしろ、だらだらとやっています。
それでも、
連日、80箱ずつは出荷してるので、
まぁ〜、2人だけの作業としては、ぼちぼちかも。
そんな作業も、まだ1週間以上かかりそうで……
やっぱり、飽きてしまいます。
]]>
直売所によく買いに来て下さるお客様から、
「コンサートのチケットが余ってるから、聴きに行きませんか?」
と誘われて行ったのがこのコンサート。
先月の札響名曲シリーズから、今月末までコンサートの大穴が空いていたので、
若干音楽欠乏症にかかっていたこともあり、二つ返事でお誘いに乗っからせていただきました。
元ウィーン・フィルのコンマスだったダニエル・ゲーテ氏が結成したピアノ三重奏団。
室内楽のコンサートなんて滅多に行かないし、ましてピアノ三重奏なんて初めてかも。
しかも、いわゆる関係者のみの非公開コンサート。
学校法人宝田学園(旭川明成高校など)の文化事業だそうです。
そういうこともあって、同校の卒業生である渋谷藍香さんもメインプロで共演。
爽やかな演奏を聴かせて下さいました。
旭川で世界規準の演奏に触れられる機会は少ないし、
しかも、ブルッフ、ブラームスの他にも、ファリャやコルンゴルト、ショスタコーヴィチ……
知らない曲ばかりだったけど、プログラムも多彩で楽しめた。
疲れた身体に、すてきな栄養補給をもらった夜でした。
]]>
ブログの更新がないと、「大丈夫?」と心配をかけてしまったりしているようですが、
とりあえず、生きてます。
また、たまに更新すると「コンサートに行った」という記事ばかりになって、
「遊んでばっかりいるね」とか「余裕があっていいね」などと言われますが……
たまにしか行けないから記録しているんです!
いつも遊んでいるわけじゃない!!
むしろ、今年は忙しかった。
昼食を食べる暇もないまま2時過ぎまで収穫して出荷……
なんてことが何週間も続いた。
それでいて収入は平年以下!
もう、やってらんない…………
ちなみに昨日は7ケース、
一昨日は3ケース。
寒くなってきてトマトもなかなか赤くならないし、
そもそも赤くなるべき実がない。
そんなこんなで、今日は今年初マイナス。
「もういいや」と投げやり気分で、今季、一度も行けなかった白金温泉にプチ慰安旅行。
途中、何年ぶりかで青い池へ寄った。
ビックリするくらい観光地化していた。
その後、温泉を通り越して望岳台まで上り、紅葉狩り。
すでにちょっと終わりかけてる?
久し振りの温泉は、
湯の香りと広い露天風呂でまたぁ〜〜り。
心も身体も癒されて……
明日からは片付けモードかな。
]]>
カボチャの収穫が終わった。
例年ならば、「そろそろ始めようか」という時期なのだが、
今年は何を思ったのか早々に始めて早々に終わってしまった。
葉っぱが枯れるまでは、隠れて実が見えないので全貌がつかめなかったのだが、
いざ始めてみると、けっこうゴロゴロしている。
しかも、例年はコレデモカ!というほど多いキズモノが意外に少ない。
おそらく、まだシカやアライグマが活発に動いていないせいだろう。
これは怪我の功名☆彡
結局……
トマトの収穫と並行しながらの作業なので6日間かかってしまったが、
雪化粧だけでも2107ヶ収穫できた。
過去最高には届かなかったが、それでも歴代2位の多さだ。
それにしても……
今年はカボチャも安いらしい。
トマトもそうだけど、今年はいわゆる豊作貧乏になりそうな……
]]>
寒い……
外は冷たい雨、
山では初冠雪を記録したそうだ。
でも、ハウスの中は、なぜかトマトが真っ赤っか。
誰かが夜中にエスレルを撒いてくれたんだろうか?
1棟収穫するのに4時間かかった。
さすがに疲れた……
]]>
ちょうど1年前、北海道胆振東部地震と、それに続くブラックアウト。
その影響をまともに受けてしまって中止になったコンサートが2つ。
その1つが、鈴木秀美と札幌交響楽団の初共演。
楽しみにしていたコンサートだけに、とても残念に思っていたのだが……
それが1年後の今日、再演されることになった!
プログラムも同じ。
「シンフォニア ト長調」(C.P.E.バッハ)
交響曲第104番 ニ長調「ロンドン」(J.ハイドン)
交響曲第8番 ト長調 作品88 (A.ドヴォルザーク)
アンコール 交響曲第92番「オックスフォード」第3楽章 (J.ハイドン)
演奏はモダン・ピリオドとでも言うのだろうか、
14型の対向配置から出て来るサウンドは、いつもの札響とは全然違う。
重厚にして落ち着いたサウンド。
特に木管セクションのアンサンブルは、バランスにもよく配慮が行き届いてとてもクリア。
ノンヴィヴラートのせいか、オーボエやフルートが目立たないが、
かえってそれが全体のサウンドを落ち着いたものにしていて心地良い。
曲へのアプローチは、特別変わったことをしているわけではなく、
テンポ設定も中庸で目立った特徴はないが、
特にドヴォルザークでは、ピリオド奏法のために全く違った曲を聴いているような新鮮さが感じられた。
なお、会場には先日(9月1日)に亡くなられたラドミル・エリシュカの訃報記事と、
メッセージボックスが設置されていた。
結局(やはりというか)、あの「シェエラザード」が白鳥の歌になってしまったのか……
淋しくなりました……
]]>
農産物直売所「ぷろちゃんのお店」は、今年も大好評で営業中です。
道路脇の坂の上本店と、
納屋の前の坂の下支店、
2店舗に分けて営業しています。
主に、トマトやキュウリなど需要の多い野菜は上で、
アスパラガス、トウモロコシ、メロンなど、ちょっと高価な野菜は下で、
という分け方をしています。
盗難防止と、商品の入れ替えなどの手間を考えて、こうしてみました。
さて、おかげで盗難は激減したのですが……
実は、先日黒いお客様がおいでになりまして、
トマトやパプリカを袋の上がツツクツツク!
果ては袋から出してもぐもぐ食べる!
しかも食べ散らかして逃げる!
今までで一番悪質なイタズラです。
そこで……
注意書きを置くことにしました。
良い烏はココで遊ばない。
この注意書きを置いてから、とりあえずイタズラはなくなりました。
カラスって、字が読めるんだろうか?
なお、日本語の他にも、
英語 Good crows don't play here.
フランス語 Les bons corbeaux ne jouent pas ici.
韓国語 좋은 까마귀는 이곳에서 놀지 않는다.
……の3ヶ国語でも書いたので、どの蔵の言葉を読んだのかも気になるところです。
]]>
大学のオーケストラを聴くのって、何年ぶりだろう。
たしか、乙川中学校の卒業生が、東京大学のオケに入っていて、名古屋公演があるから聴きに行った時以来か?
てか、それしか聴いたことないかも。
そもそも、アマオケも、まず聴く機会がないもんなぁ〜。
そんなこんなで、今日は京都大学交響楽団の演奏を聴いて来ました。
本当は昨日開催の予定だったんだけど、
先週まで利尻島にいて、台風の直撃を受けたためにフェリーが欠航して間に合わなかったとか……
きっと旅疲れもあっただろうに、若いってのは、とにかく素晴らしいね。
趣向を凝らしながら、楽しい演奏を聴かせてくれました。
最初の「運命」こそぎこちなかったけれど、
後半のアンダーソンでは猫踊りを交えてみたり、
アンコールの「プリンク・プレンク・プランク」では身体を揺らしたり振りをつけたり……
「白鳥の湖」のトゥッティではなかなか良いアンサンブルを聴かせてくれました。
なんにしても、若さがまぶしかった。
大学生たちの、溌剌とした演奏は、聴いているだけで、見ているだけで懐かしく微笑ましくなってしまった。
自分の歳を、実感させられてしまった。
【追 伸】
コンマス君、上手かった。いい仕事してました。
司会のヴァイオリンさん、落ち着いた、暖かいナレーション、すてきでした。
首席クラリネットの彼女、管で一番良かった。
楽器紹介と白鳥でチューバを吹いた彼氏、まろやかないい音色。見習いたいです。
猫ダンスの4名、スライドホイッスルの彼女、これが一番微笑ましくて涙が出そうでした。楽しかったです。
]]>
ここ10日間くらい、
毎日、
トマトを穫ったり、
トマトを穫ったり、トマトを穫ったり、
トマトを穫ったり、トマトを穫ったり、トマトを穫ったり、
トマトを穫ったり、トマトを穫ったり、トマトを穫ったり、トマトを穫ったり、
トマトを穫ったり、トマトを穫ったり、トマトを穫ったり、トマトを穫ったり、トマトを穫ったり、
トマトを穫ったり、トマトを穫ったり、トマトを穫ったり、トマトを穫ったり、トマトを穫ったり、トマトを穫ったり、
しております。
てか、収穫以外の仕事はほとんどできていません。
そのくらい、
毎日毎日、トマトを穫っています。
例年、この時期は30〜40ケースの出荷で推移しているんだけど、
今年は50〜70ケース!
そりゃ、収穫が追いつかなくなっても不思議じゃないかも。
腹立たしいのは、
毎年恒例のことではあるんだけど、選果場でたくさんハネられること。
200や300もハネられると、さすがに凹みます。
ほとんどは、軟果や割れなんだけど……
ともかく、収穫以外の仕事が追いつかず、
アスパラの基肥もやれていないし、トウキビやカボチャも完全放置。
それでも、すくすくと育っているんだから、植物の生命力ってすごいなと感じちゃっています。
]]>
N響を聴くのはいつ以来だろう……
帯広、釧路、北見、旭川と続いた北海道巡業の最終日は札幌。
昨日の旭川公演を聴きに行っていれば、交通費も時間も節約できたんたけど、
やっぱりいいホールで聴きたかったので、札幌まで遠征。
前半のヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」(W.A.モーツァルト)のソロを弾いたのは服部百音。
華麗なる(!?)服部一族のご令嬢で、マスコミでもチヤホヤされているし、
なんとなくイロモノっぽい印象であまり期待していなかったのだが……
聴いてみると意外にいい!
いや、かなり良い!!
グァルネリの実演は初めて聴いたかもしれないが、
硬質な線の細い音色、とても繊細に聴こえる。
そして表情豊かな演奏。
かなり自由に弾いているけれど、オケや指揮者が見事にフォローしているので安心して聴ける。
アンコールの、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番から第4楽章「復習の女神」(E.イザイ)では、
打って変わって違う人のような荒々しさ。
この子、ただのお嬢様じゃないかも。
バルトークやショスタコも聴いてみたい。
後半はマーラーの交響曲第4番 ト長調。
指揮のローレンス・レネスは、落ち着いたオーソドックスな表現。
しかし、メリハリははっきりと強調しているので聴いていて飽きない。
若い指揮者なのに、よくオケをリードしてなかなか好演。
ソプラノ独唱のマリン・ビストレムは艶やかな歌声でリリカルに聴かせてくれた。
表情も豊かで素晴らしかった。
ちなみに、終演後、会場の外を帰って行くマリンとバッタリ!
ガラス越しに手を振ったら、笑顔で応じてくれた。
一緒にいたのはお嬢さん?
NHK交響楽団の地方公演というと、「どさ回り」とか言われて手抜き演奏が云々されることがあるが、
少なくとも今日の演奏はそういう印象はなかった。
首席が不在だったり、エキストラも何人かいたけど、
調和のとれたアンサンブルで、熱のこもった演奏を聴かせてくれた。
]]>
トマトの収穫がテンヤワンヤで、
なかなか遊びに行けない我が家……
作業の合間に、自宅のお庭でさくらんぼ狩りをしました。
トラクタのリフトを使って……
美味しいのは高い所にあるのです。
けっこう穫れた♪
売ろうかな……
]]>
久しぶりに午前中に出荷。
この10日間ほど、ずっと48箱くらいが続いてて……
まだ3棟(約15a)しか収穫していないこの時期の我が家としては異常な数なんだよねぇ〜。
嬉しい悲鳴とか言ってとけど、身体も悲鳴をあげ始めたりして……
]]>
いきなり!
トマトが豊作になっています。
どこを見ても赤い。
1段目と2段目が、ほぼ続けて赤くなってしまい、
通常ハウス1棟からは、1日で10ケースほど穫ればOKなのに、
18ケースとか穫れるもんだから、テンヤワンヤです。
出荷は〆切の時間を大幅に過ぎて昼過ぎに……
ちなみに今日は51ケース。
この時期にトラックで3段積むなんて異常事態です。
嬉しい悲鳴?
でも、身体も悲鳴を上げています。
]]>
プロコフィエフは大好きな作曲家なのに、実演に触れたのはたった一度だけ。
それも、28年前!
諏訪内晶子のソロ、レニングラード交響楽団の演奏で、曲は今日と同じ第2番だった。
今回は、ソロを竹澤恭子が弾く。
竹澤さんは、愛知県の大府市出身。しかも大府中学校の卒業生。
聴きたかったソリストの1人で、こういう形で聴けるのは大変嬉しいことだ。
指揮はオランダ出身のユベール・スダーン。
評判の良い指揮者だし、期待は高まる。
オープニングは、チャイコフスキーの組曲第4番「モーツァルティアーナ」。
地味な曲なんだけど、細かなところまで表現が行き届いていて、おしゃれな演奏。
客演ハープの高野麗音さんによると、
「今日の本番は、初めて弾くチャイコフスキーのモーツァルティアーナ。
短い出番で、ほぼ分散和音のみですが、本番前に思い立って、だからこそできるチューニングに挑戦してみました。
第三音を低めに、第五音を高く、最後に聴こえる最高音を高めに華やかに。
自己満足の世界ですが、すっきり聴こえて満足」
確かに、ハープのアルベジオは美しかった。
こういう細かな気遣いって、大事だよね。
続いてプロコフィエフの「ヴァイオリン協奏曲第2番」。
このあたりの曲が、一番プロコっぽいというか、ソヴィエトの体制に影響されていない、個性が光る曲。
竹澤さんのソロは、貫禄十分な、かつ繊細な演奏。
オケとの対話を重視しつつ、しっかりとリードしていて好演。
伴奏は、実はちょっと心配だったのだが……。
確かにちょっとギコチナイ部分も見られたけど、
スダーンの指揮も良かったのか、よくまとまっていた。
メインは、サンサーンスの交響曲第3番「オルガン付き」。
オルガンは、kitara専属オルガニストのシモン・ボレノ。
このオルガン・ソロがちょっと上品過ぎてインパクトに欠ける部分はあったけれど、
オーケストラはメリハリの効いた熱演。
熱が入り過ぎたのか、終盤になると息切れが見られ、細かい事故も頻発。
トランペットのハイトーンをオクターブ下げちゃったり、ホルンのソロを外したり……。
は、難しい部分なんだけどね。
総じて、今日の札響は良かった。
きっと、2日目のマチネは、もっといい演奏をするんだろうなぁ〜。
やっぱり、定期は2日目だよね。
なお、開演前のロビーコンサートは金管五重奏。
クーツィールの「子どものサーカス」。
これも楽しい演奏だったし、何より、金管アンサンブルの響きを懐かしく感じた。
]]>
作曲家たちは、どんな病気にかかり、どんな原因で死んで行ったのか……。
それを、彼らが残した作品とともに、その因果関係などを明らかにしていくのが本書の狙い。
作者の五島氏は、執筆当時大学病院の院長であり、動脈硬化の権威であったという。
本書では、バッハやベートーヴェンなど40人もの作曲家たちの健康状態について、その作品との関連をも合わせて述べられている。
まず思ったのは、心身ともに健康で、健全な人生を送った作曲家などほとんどいないということだ。
かろうじて、ハイドンやドヴォルザーク、ロッシーニがそうであったかと思われる。
本書には含まれていないが、リムスキー=コルサコフなどもそうした1人であっただろうか。
圧倒的に多いのは、鬱症状をもった作曲家である。
シベリウス、ハイドン、ベートーヴェン、ショパン、ヨハン・シュトラウス、ヴェルディ、ベルク、グリーグ、フォーレがそうだし、
チャイコフスキーやシューマン、ベルリオーズに至っては、そのあげくに自殺未遂まで起こしているというのも興味深い。
更にシューベルト、メンデルゾーン、リスト、レーガー、ファリャなど躁鬱病の作曲家も含めれば、
真因的な病いをもった作曲家がいかに多いかに驚かされる。
ただし、彼らはみな、こうした躁とか鬱とという心の状態の中で名曲を残しているのであって、音楽家としては必ずしもマイナス要因ではないのかもしれない。
結局、作曲家とにしろ、あるいは作家や画家もそうだと思うが、創作活動をする人間というのは内向的な人物が多く、
あるいは自分との対話を常にしているからこそ、鬱にもなってしまうのかもしれない。
奇人や変人も多い。
ベルリオーズなどはその最たるものだろうし、モーツァルト、ブラームスやベートーヴェンも十分に奇人の仲間入りが出来るだろう。
また、ドビュッシー(不倫)やブルックナー(ロリコン)といった女性関係にいびつさをもった人物も多い。
音楽室の壁にかかった肖像画を見たり、完成された音楽を聴いたりしていると、
みんな非のうちどころのない立派な人たちに見えるけれど、
ちょっと視点を変えて、その健康状態から私生活をのぞいてみたり、女性関係、家族関係を見てみると、
意外に「みんな普通の人間なんだなぁ〜」と気付かされて、親しみもわいてくるのがおもしろい。
電車で偶然隣の席に座っていそうな、普通のオジサンたちばかりのような気がして、
そう思いながら改めて曲を聴くと、また違った印象を受けるから、不思議なものだ。
]]>
今年はトマトの生育が早い!
……なんてことを、あちこちから耳にしていたけれど、
我が家のトマトたちはマイペース、
例年並のスタートとなりました。
初日の今日は3ケース。
選果場に出荷したその足で、美瑛神社に奉納。
ご神前で豊作祈願もして来ました。
食卓にも、毎回トマトが乗るようになりました。
]]>
スッペの序曲って、意外と演奏機会が少なくて淋しい。
これまで実演に触れたのは「ボッカチオ」と「美しきガラテア」だけ(演奏はどちらもフォルクスオーパー管)。
今年はスッペの生誕200周年ということで、少しは演奏機会が増えるかと思っていたら、
今回、同年生誕のオッフェンバックとのカップリングでコンサートが企画された!
コレを聴き逃したら、いったい何のために生まれて来たのか分からない!
などと大げさなことを思いながら、仕事を放棄して聴いて来ました。
指揮は下野竜也。
初めてその演奏を聴いたが、想像以上に素晴らしい。
今回のプログラムは、ぶっちゃけて言えばチャラい。
単純明快な曲ばかりで、ともすれば「楽しい」だけで終わってしまいがちなのだが、
ツボを押さえた歌い回し、バランスのとれたアンサンブル……
見事にオーケストラを統御して、スッペらしい軽快さや美しさ、コミカルさを表現していた。
ぜひ時期常任になって欲しい、と勝手に心の中でオファーしちゃいました。
(早く着き過ぎてホールの裏をお散歩)
プログラムは次の通り。
喜歌劇「天国と地獄」序曲 (J.オッフェンバック)
喜歌劇「怪盗団」序曲 (F.スッペ)
「森のハーモニー」op.76より、ジャクリーヌの涙 〜チェロとオーケストラのための〜 (J.オッフェンバック)
喜歌劇「軽騎兵」序曲 (F.スッペ)
喜歌劇「ホフマン物語」より、アントニアのアリア (J.オッフェンバック)
喜歌劇「美しきガラテア」序曲 (F.スッペ)
喜歌劇「ホフマン物語」より、オランピアのアリア (J.オッフェンバック)
喜歌劇「ボッカチオ」序曲 (F.スッペ)
喜歌劇「ホフマン物語」より、ジュリエッタのアリア (J.オッフェンバック)
喜歌劇「スペードの女王」序曲 (F.スッペ)
アンコールとして
喜歌劇「ホフマン物語」より、舟歌 (J.オッフェンバック)
喜歌劇「天国と地獄」序曲から、カンカン (J.オッフェンバック)
なお、チェロ独奏は首席奏者の石川祐支、ソプラノは中江早希。
(開場1時間前のホールはガラガラ)
2人の作曲家の曲を交互に演奏することで変化を付けたり、
ソプラノ独唱やチェロのソロを入れたり、
アンコールでは指揮者や奏者がポンポンを持ってカンカン踊りを踊ったり……
とにかく、楽しいコンサートだった。
ちなみに、チェロソロの石川祐支さんは名古屋市出身。
同朋高校から東京音大に進んだのだそうで、奇しくも同郷ということで、妙に懐かしくなったりもしてしまった。
ともかく、久し振りに大満足のコンサート。
もちろん、演奏に対して言いたいことはいろいろあるけれど、
そんなことは忘れてしまうくらい楽しいひと時だった。
]]>
ものすごいコンサートだった。
1人でピアノ協奏曲を4つ、一気に弾いてしまうのだから!
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」
ショパン ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18
ピアニストも大変だろうが、伴奏をする指揮者やオーケストラも大変だったろう。
そして、聴く方もかなり体力を要する。
なんたって、4曲ともかなりな大曲なのだから。
ただ……
終わってみると、印象に残る部分がかなり薄い。
横山幸雄は、高い技術を持ち、力強い音で、細かな音符もハッキリと浮かび上がらせる。
ただし、叙情的な歌い回しや、アゴーギグに関しては消極的で、クールな印象を受ける。
今日の演奏に関して言えば、
この4曲の美しさや、作曲家のメッセージを受け取るところは少なく、
横山の技術や体力(?!)の凄さを見せつけられたといった感じ。
伴奏をした札幌交響楽団(指揮:ベン・グラスバーグ)についても、
リハーサルが十分でなかったのか、今日は荒さが目立ってしまい雑な印象。
いつもはステキな、木管セクションのソロもいまいち光らなかった。
今日の札幌行きでの一番の印象は、コンサート前に食べたランチ。
kitara近くのまぐろ屋でいただいた本鮪大トロ丼はサイコーだった。
華麗なピアノの演奏も、本鮪、しかも大トロには勝てなかったということか?
結局、花より団子なのか……
]]>
次のトマトの定植をしたいのだけど、
植えるハウスは無加温の1枚ビニール。
もう少し暖かくなるまで様子を見ている間に、露地を少しずつ準備。
ハウスの間にあるスペースは、ホワイト種のトウモロコシの圃場。
珍しく、タンカルやら豚糞堆肥まで入れて土を作りました。
その隅っこ……
間口4m、奥行き6mという小さなスペースですが、
小さなドッグランを作りました。
まだ、野放しにするとどっかに行ってしまうるぅせるさん。
ずっと家の中でお留守番と言うのも可哀想なので……
まだ試作段階。
材料はホーマックというホームセンターで買った防獣ネット。(約1万円)
できれば、犬小屋も設置して雨や日光を避けられるようにしたいし……
地面はどうしよう?
やっぱり芝生?
どうせ草がいろいろ生えて来るけどね。
]]>
先週は真夏のように暑かったくせに、
ここ数日は、一気に冬のような寒さに戻ってしまいました。
それでも、先週の高温の恩恵を受けてニョキニョキ出て来たアスパラさん。
まだほんな少しだけど、直売、始めましたよ。
アスパラは盗難被害が多いので、
道路沿いではなく、納屋の前での販売です。
店長見習いのるぅせるさん、
眠そうですね……
]]>
いわゆる「戦国武将」の中で、小西行長ほどよく分からない人はいないと思う。
堺の商人の出身で、
肥後半国宇土城主になり、
朝鮮出兵で活躍し、
関ヶ原の戦いで負けたキリシタン大名。
肖像画も残っていないので、どんな風貌をしていたのかも不明。
どうやら戦はあまり得意ではなかったような……
関ヶ原の戦いでも、石田三成や大谷吉継、宇喜多秀家の奮戦についてはよく描かれるのに、
小西行長については、いったいどんな戦い方をしたのか、
そもそもどの部隊を相手に戦っていたのか、それすらハッキリしない。
そんな人物を主人公にして小説を書くなんて!
だから、奥さんも架空の人物になっちゃってる。
しかも、豊臣秀吉と加藤清正を殺してしまうという過激さ!
物語は、小西行長と加藤清正との確執を全面に押し出して描かれている。
たしかにこの2人、まるで水と油のように相容れないよな。
そういう視点から見ると、小西行長という人の一面が見えて来るような気はする。
また、豊臣秀吉に対する屈折した感情も面白い。
自分を取り立てて大名にまでしてくれたのだけど、
キリシタンであるが故に、使われるだけ使われて抹殺されるのではないかという不安。
こういうのって、今の社会でもまま見られる関係かもしれない。
(宇土城趾にて。行長さんの銅像の前で)
さて、我が家のご先祖様(天草久種)は、小西行長の寄騎大名でした。
だから、一緒に朝鮮にも行っているし、関ヶ原でも戦って負けてしまいました。
そんなこともあって、ちょっと興味のある武将だったりして、小西行長の小説もこれで3冊目です。
一番、読みやすかったかなぁ〜。
文禄の役の様子が詳しく描かれていておもしろかったです。
]]>
ようやく、長い連休も今日でオシマイ。
明日からは、世間の皆さんは学校やら会社やらが始まるんですね。
御愁傷様です。
テレビでは、朝から渋滞とかUターンラッシュとかの話題ばかりです。
誰がこんなバカバカしい連休を考えたんだろう。
おまけに、この連休明けは、例年にも増して自殺が増えるのではないかという声もあるようです。
「息子が自殺したのは10連休のせいだ」なんて政府を訴えたりする人、出て来たりしないもんだろうか……
さて、
我が家は何も変わりません。
なんとなく書いてた、このシリーズ「10連休」のブログが終わるくらいで……。
世間が休んでいる間、こんな仕事をしていたんだよ、という記録がてら書いてただけなんだけどね。
ここ数日、暑過ぎて水やりが追いつきません。
特に苗は午後にはくたぁ〜んとなっちゃうので、朝イチと昼過ぎの2回やっています。
ハウスの中も、本当はまだ灌水しなくていいんだけど、ここ3日は毎日やってます。
毎年、この時期って暑くなるよなぁ〜。
我が家のチューリップも咲きました。
写真を撮りそこねたので、懐かしいぷろこの時ので……
]]>
気が付けばゴールデンウィークも残り2日。
これが教員時代だったら憂鬱で仕方がなかったんだろうけど……
さて、
気が付けばトマトさんも生長して来ています。
2段目の花も開花し、1段目の実も大きくなって来ました。
そこで、
昨年末に試しに少し使ってみたら何となくいい感じだった万田酵素を葉面散布。
昨年は前半の出来が最悪で、
おまけにブラックアウトもあったりして正にフンダリケッタリな状態な時に、
「とにかくいろいろ試してみよう」ということで、
スーパーで見付けた、CMでおなじみなこのサプリを試してみたら、
その後の収穫がやたら良かったもんだから……
今年は大きなボトルを買ってしまったというわけなのです。
本当に万田酵素が効いたかどうかは分かりません。
他の何かかもしれないんだけど……
ま、縁起かつぎも兼ねて、ぼちぼち使ってみます。
]]>
先日、農業用水のお掃除に行って来ましたが、
今日はその第2弾。
先日お掃除したのは本用水(本線)。
そこからそれぞれの田んぼに引かれている分派(支線)のお掃除です。
山際を通っているので、ゴミ(葉っぱ等)や土砂が多いんです。
しかも長い……。
はるか彼方に、我が家が見えます。
4軒8人で4時間くらい悪戦苦闘。
キレイになりました。
家に帰ってからは、アスパラガス畑に除草剤を散布。
早くしないとアスパラさんが出て来ちゃう!
こちらも、50aあるので、けっこうな重労働。
今日はたくさん歩きました。
んでもって……
ま、分かってはいたんだけど……
もう、出て来ていました。
]]>
連休も7日目。
いいかげん、お休みにも飽きて来たって人、いるんじゃないかなぁ〜。
コチラはと言えば……
休みに飽きるどころか、仕事に飽きて来た感じ。
まだ収穫とかないし、地味な準備ばかりだもんね。
そんなわけで、
今日はもうすぐ定植する予定のトマトのハウスを作っておりました。
肥料を撒いて、
ロータリーをかけて、
ベッドを作って、
灌水出来るようにして……
あぁ〜、もう何回この作業をして来たことだろう。
そして、まだ2棟作らなければならないという現実……
]]>
久し振りに本格的な雨。
こんな日は、家でゴロゴロしていたいんだけど、
なんとなく外に出たら、ついつい仕事をしてしまいました。
育苗はうすの苗たち……
例によって2本立てで育てている子たちの摘葉。
↓
こんな感じに。
チョキチョキチョキチョキと、チマチマ作業をしておりましたら……
すぐ横を不機嫌そうなちゃいこ君が歩いて行きました。
]]>
昨日の退位の様子もテレビで見たが、
やはり、即位の様子も気になるところ。
天皇の譲位とか改元とか、人生でそんなに何度も体験することはないので、
今日はテレビの前にくっついて半分お休みデイ。
でも、トマトの苗に水をやったり、トマトトーンをつけたりはしたんだけどね。
なかなか、完全に休日には出来ません。
最初に植えたトマトさんたち。
ずいぶんと大きくなって来ました。
2段目の開花も間近です。
中には、トマトの実を着けている子もちらほら。
収穫は6月初旬でしょうか……
]]>
平成最後の一日……
昨晩、まさかの加温機電源オフ!
ハウスの中の最低気温は8.4℃。
ギリギリセーフか?
むしろ、加温機いらね?
いやいや、今夜はちゃんと電源入れとこう……
さて、やっと、アスパラガスの残茎を燃やせました。
ずっと、風が強かったもんなぁ〜。
で……
火を着けて燃やしてたら……
目の前の道路を、
消防車が通って行きました。
「火事にはくれぐれも注意をして下さい」
とかなんとか、アナウンスしながら……
]]>