♪kitaraのクリスマス♪

  • 2019.12.21 Saturday
  • 23:59

くもり -1.0/-10.1

 

 

今年のkitaraのクリスマスのプログラムは、いつものひと味違う。

 

いや、ひと味どころか、かなり違う。

 

どういうことだろうと思っていたら、

プログラムを組んだのは指揮者のクリスティアン・アルミンクだというのだ。

札響からの提案は「クリスマス・フェスティバル」だけで、他はすべてアルミンクの選曲。

なるほど、それでヨーロッパのクリスマスっぽいプログラムになったんだな。

 

 

第1部は、フンパーティンク歌劇「ヘンゼルとグレーテル」の抜粋。

ここでは、ソリストの天羽明恵(ソプラノ)十合翔子(メゾソプラノ)が簡単な演技を交えつつ美しい歌声を聴かせてくれた。

 

 

ヨーロッパではクリスマス・オペラの定番なのだが、日本でこの時期に演奏されることはほとんどない。

だって、どこもかしこも第九だらけなんだもん。

でも、ボクにとっては特別な曲。

 

だって……

乙中卒業生諸君、覚えているだろうか。

合奏の時によく演奏したコラールに、この「ヘンゼルとグレーテル」の「夕べの祈り」があったことを。

コラールのアレンジが良かったこともあって、定番曲のように合奏の度に演奏していたし、

コンクールのステージに上がる前、リハーサル室でも必ず最後にこのコラールを演奏していた。

そんな想い出がこもっているだけに、オリジナルを生で聴くのは感慨深いものがあった。


 

第2部は、ソリスト2人の独唱でモーツァルトから。

 

「ミサ ハ短調」K.427より、聖霊によりて

歌劇「皇帝ティートの慈悲」K.621より、アリア「私は行くが、君は平和に」

歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」K.588より、二重唱「私、あの栗色の髪のひとを取るわ」

 

そして、R.シュトラウス歌劇「ばらの騎士」組曲

 

最後に、L.アンダーソン「クリスマス・フェスティバル」

 

「ばらの騎士」といえば、アルミンクが東日本大震災の影響を危惧して、新国立の歌劇をドタキャンした演目。

これのせいでアルミンクの人気は今でも日本ではイマイチなのだが……

演奏は、さすがとしか言いようのない素晴らしさ。

3管に対して弦12型は編成が小さ過ぎ、バランスが悪かったのは惜しいけれど、

その表現の巧みさ、ダイナミックな音楽の運びは、素晴らしいのひと言。

この演奏が、この企画1日だけというのは、いかにもモッタイナイ。

 

 

アンコールは、再びソリストお2人が出て来て「きよしこの夜」。

 

終演後には3人のサイン会もあったのだが、

なぜか行列が短く、おかげでちょっとお話しすることも出来て嬉しさ倍増。

 

ステキなクリスマスになった。

 

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