♪札幌交響楽団 第624回定期演奏会♪

  • 2019.11.22 Friday
  • 23:59

おてんき 5.2℃/-10.7℃

 

 

今年、一番楽しみにしていたのが今日のコンサートだった。

 

なにしろ、プログラムがレアすぎる!

 

しかも、指揮をするのは、今ノリに乗っている川瀬賢太郎

フルーツの独奏は上野星矢というフレッシュコンビ。

聴きに行かない理由が見付からない。

 

 

まずは、開演前のロビーコンサートから斬新だった。

トロンボーン四重奏にチューバが加わったクレストン「ファンファーレ」は美しく華やかな演奏で良かったのだが、

続いて、トロンボーンだけで演奏したトマジ「生きるべきか死ぬべきか」

ほぼ、バストロンボーンが奇妙なメロディをソロで吹いて、他の3本はミュートを付けて伴奏(?)をするという……

おもしろいんだけど、これ、ここで演奏する曲なん?

 

最近の札響のロビコンは、選曲が斬新すぎる。

いやぁ〜、実にいい傾向だ。

 

 

さて、コンサートの1曲目は、ムソルグスキー交響詩「禿山の一夜」(原典版)

リムスキー=コルサコフが編曲したヴァージョンがよく一般的だけど、その理由も分かる気がする。

CDで聴いているとそうでもないけど、生で聴くと、オーケストレーションが未熟なのかどうなのか、

ともかく、アンサンブルが落ち着かない。

これは演奏する側の問題ではなく、曲そのものの問題が大きいように感じた。

 

そして、ハチャトゥリアン「フルート協奏曲」

上野のフルートは、柔らかい音色ながら、太くよく通る。

技巧的なパッセージもよくこなし、民族的なメロディも情感深く歌い上げていた。

しかし、この曲を掘り下げ、ハチャトゥリアンの音楽を表現していたのかと言えば、それとも違う気がする。

あくまで、上野星矢の演奏として、ハチャトゥリアンの曲を演奏したという印象。

 

ソリストアンコールは、イベール「間奏曲」と、テレマンの「無伴奏フルートのためのファンタジー第10番」の2曲。

イベールでは、ハープの高野麗音も前に出て来てデュオを披露。

この、高野さんのハープが素晴らしかった。

ハープ協奏曲、やってくれないかなぁ〜。

 

 

後半は、ムソルグスキー組曲「展覧会の絵」

なんとストコフスキー編曲版

よくやるラヴェル版は、フランス色が濃くてキラキラした感じになるけれど、

このストコフスキー版は、原曲の色合いに近く、ロシアの香りがプンプンするアレンジ。

編成も4管の大編成(弦はそのまま14型)から出て来る音は大迫力。

……なのに、川瀬はさらに煽る煽る。

特に8本のホルンを何度も突出させたり、打楽器を強調したり……

おもしろいんだけど、ちょっと疲れた。

いや、そういう曲なのかもしれない。

 

 

こんなプログラム、もう二度と聴くことはないだろうな。

不思議な選曲もあるけど、若い2人の主役のエネルギーを強く感じた、ステキなコンサートでした。

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