♪札幌交響楽団 第612回定期演奏会♪

  • 2018.09.21 Friday
  • 23:59

おてんき 22.1℃/3.6℃

 

 

先日の北海道東部胆振地震をうけての今回のプログラムは、

無論、そんなことは予期していなかったとはいえ、かなり意義深いものを感じさせる。

 

まずは、前回の名曲コンサートのチケットの払戻をして……

珍しく中庭で休憩。

気候もちょうど良くて、またぁ〜り。

 

 

 

 

そして、ロビーコンサート。

 

フルート三重奏で、カステレード「フルート吹きの休日」

 

乙中でもアンサンブルの演目として何度も取り上げた曲。

「何かいい曲ないですか?」という他校の生徒に薦めて、まんまと代表を譲ってしまったということもあったっけ。

曲は中学生でも演奏出来る程度の内容だが、

さすがプロの演奏となると、やはり中身が違う。

余裕をもって、しかも意外と溌剌とした演奏を聴かせてくれた。

 

 

 

さて、本プログラム。

 

第一部、冒頭は、細川俊夫「瞑想 〜3月11日の津波の犠牲者に捧げる〜」

 

大好きな現代音楽。

バーメルトも言っていたように、犠牲者に寄り添うような音楽。

打楽器の金属的な擬音や、ポリフォニックな管弦の響き……

似第のヴァイオリンの掛け合い……

こういう曲は、やはり録音ではなく、実演で聴きたい。

見て楽しむ部分もあるからね。

 

 

 

そして、ドビュッシー管弦楽のための「映像」

 

今回は、通常とは違った1(ジーグ)、3(春のロンド)、2(イベリア)という順番。

最後を最強音で盛り上げて終わるという効果はあるものの、反対に前半が冗長になってしまう感は否めない。

この演奏順、自分は受け入れにくい。

 

また、冒頭ではオーボエダモーレの痛恨のトラブル。

ホールにツバが詰まってしまったか?

その後しばらく、割れたような音色が続いてしまったのも痛かったが、

それよりも、釣られてコーラングレもバスーンも音を外していたのは残念至極。

 

また、全体を通してなんとなくぎこちないサウンドになっていた。

フランス音楽らしいサウンドが聴きたかったのだが……

 

そんな中、オーボエやクラリネットは見事なソロを聴かせてくれた。

また、日本カスタネット協会会長の真貝裕司のカスタネットも素晴らしかった。

 

 

 

休憩をはさんで、フォーレ「レクイエム」

小林沙羅(ソプラノ)三原剛(テノール)をソロに迎え、

札響合唱団(合唱指揮:長内勲)が共演。

いや、合唱が共演というより、

この曲の場合、オーケストラが合唱と共演していると言った方が正しいかもしれない。

 

さて、いきなり並び方や編成からして独特。

ステージ上手にヴィオラ(10人)、

中央にヴァイオリン(8人)、

下手にチェロ(8人)、その後ろにバス(4人)。

これをコの字型に配置して、後方に管楽器群という並び。

 

全体を通して、ヴァイオリンよりは、ヴィオラが主体となっているので、この配置はなかなか妙を得ていると思った。

聴こえて来るサウンドも、落ち着いて、しかも広がりをもった印象。

 

初めて聴く札響合唱団も素晴らしい。

美しい歌声が、時に切なく、時に温かく包み込むような……。

 

実はこの曲、ぷろこのお葬式の時にかけていた曲。

どうしても、その時のこととリンクしてしまう。

……どころか、

会場で一緒に聴いてるし!

ボクの膝の上に、丸くなって乗ってるし!

首筋をなでた手触りまで生々しい。

 

 

フォーレの音楽とあいまって、温かいひと時を体験してしまいました。

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