マイルドセブンの丘が!
- 2018.11.19 Monday
- 19:30
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一昨日の夜の打合せから、昨日のお通夜、今日の告別式……
お隣のお宅のおじいちゃんのお葬式のお手伝いをして来ました。
愛知にいた頃、何度もお葬式には参列したし、自分も喪主を務めたりしましたが、
地域によってお葬式の形も様々なんだなということを、北海道に来て強く感じました。
愛知の場合……
お通夜にしても告別式にしても、会場(お寺の本堂など)に入って座っているのは、
親族か、よほど親しい友人くらいで、一般参拝者は外でお焼香をしてすぐに帰って行ってしまいいます。
だから、おまいりするにしても、たいして時間はかかりません。
お経も、最初から最後まで聞く機会は、親族の葬儀でなければないので、他の宗派のお経など聞いたことがありませんでした。
一方、ここ美瑛の場合……
必ず会場の中に入って、開式から閉式まで参列します。
お坊さんが入定する前から退場するまで、ずっとお経を聞いて、お焼香もしたりしますので、所要時間は1時間以上になることもあります。
だから、こちらに来て、いろいろな宗派のお経を聞く機会があり、その違いをおもしろく感じたりもしました。
この地域では、真言宗や浄土真宗、曹洞宗が多いけれど、今日は初めて日蓮宗のお葬式でした。
我が家はキリシタン崩れですが、本家は曹洞宗、祖母の実家が浄土宗でした。
なのに、なぜか祖母が一時期法華宗に凝って、よくお題目を唱えたりしていました。
ボクも、毎晩寝る前に西を向いて100回唱えなさいと言われてやらされていたくらいで……。
子供心にそれをよく覚えていたようで、今回のお経は、懐かしい感情が蘇って来たりしました。
今でも、「南無妙法蓮華経」というのは、お葬式の度に口から自然と出てしまうくらいだし……
最近は、葬儀社に運営から会計まで全てまかせてしまうケースも多いようですが、
うちの地域では、ほとんどの場合、その町内会で運営をしています。
町内会長が葬儀委員長をして、司会や会計、故人の略歴の披露、焼香順の呼名、接待などを分担して運営します。
身近な人々でおくってあげるこのスタイルは、とても温かく良い習慣だと思うのですが、
やはり慣れないことをやるわけだから疲れるし、
仕事も放ったらかしには出来ないので、バタバタすることは否めません。
ボクの場合、職業柄人前で話すことはまるで苦にならないので、司会をすることが多かったけれど、
最近は会計が回って来ることも増えて来ました。
今回も会計。
なんとか収支がピタッと合ったけれど、最後の計算をするまでは胃が痛くなりそうで、たまりません。
金額も大きいし、他人のお金だし……
美瑛に来て11年。
たった10件の町内会なんだけど、もう何回お葬式を出したんだろう?
気が付くと、おくる側の人数がどんどん減ってしまって……
ボクの葬式の頃には、おくる側の人なんて残ってないかもしれないな。
いや、形式張ったお葬式なんかいらないかも。
前にも言ったことあるけど、できれば音楽でおくって下さい。
チャイコの4番の2楽章や、スーザの「美中の美」や……
プログラム、作っとこうかな。
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昨日のコンサートが終わった後、
ちょうど開催中だった札幌雪まつりを見物して来ました。
寒かったし、
お腹もすいていたので、
ちょこっとブラブラしただけだけど……
今年の目玉は、レナード・バーンスタイン生誕100年を記念した雪像。
PMF生みの親ですからね。
実は、このPMF、当初の計画では北京で開催するつもりだったようです。
ところが天安門事件とかあって、北京開催が難しそうだということになって、札幌で開催されるようになったという経緯があったんですよ。
他にも候補地はいくつかあったのに、なぜ札幌に決まったのか?
最大の理由は、「梅雨がない」ということらしい……
ソレハトモカク……
そのバーンスタインやPMFをテーマにしたミュージカル仕立ての劇もあったりして、おもしろかった。
あと……
たまたま遭遇したのは、北海道のご当地アイドル・グループのライヴ。
フルーティというらしい。
寒いのに、ミニスカートで頑張ってました。