♪札幌交響楽団 第625回定期演奏会♪

  • 2019.12.07 Saturday
  • 23:59

おてんき 0.6℃/-10.7℃

 

 

広上淳一の指揮で、マーラー交響曲第10番(クック版)を聴く。

 

先回の「展覧会の絵」(ストコフスキー版)もそうだが、今年の札幌交響楽団のプログラムは攻めている。

 

 

実は、このプログラムはイマイチ気乗りがせず、行く予定はなかったのだが、

行きつけのおでん屋「まき」の女将のお友達にチケットをいただくことが出来たので、聴きに行ったという経緯がある。

 

とりあえず、ふだんは聴かない曲なので、唯一家にあるCDてで予習。

ただし、こちらはカーペンター版。

実際に聴き比べててみると、かなり相違がある。

 

しかも、通常はミュートしたバスドラムで叩く所(第4楽章終盤〜終楽章)を2台のミリタリードラムで叩くという、

おそらく日本初演での演出。

終演後、ステージ上のドラムを指差しながら話していたら、

まだ残っていた団員さんが「広上さんの指示でそうしたんだよ」というお話を詳しくして下さった。

こういうことも初めてで、嬉しい体験だった。

 

 

今回のプログラムは、バーメルトがわざわざ広上に依頼したんだとか……。

広上自身、日本で10番を指揮したことはないそうだから、

いろいろな意味で思いが入っていたのだと思われる。

演奏も、いつもの札響とは全然違ったサウンド、表現。

招待席ということで、2列目で聴いたことも大きかったかもしれないが……

 


 

旭川に帰ったら、お土産のクロワッサンを持っておでん屋さんへ。

お礼がてら食べに行ったんだけど、女将さん、身体しんどそう。

ちょっと心配。

 

 

 

 

 

 

【追 記】

ミリタリードラムのお話……

自分の言葉で書くよりも、ご本人のお言葉の方がより正確に伝わるかと思うので、

無断ながら奏者の方のTwitterより引用します。

 

 

元々マーラーのスケッチでは、「ミュートされた大太鼓」なのですが、

今回のクックの譜面は「ミュートされたミリタリードラム(テナードラム)」でした。

1台では音の深みもないので、チューニングに工夫をして2台にしました。

広上さんからもGood choiceと頂きました。

お葬式の号砲や葬送行進曲のドラム、
或いはマーラー本人が患っていた弁膜症の症状、、、等々
素材としてのモチーフは色々と考えられますが、どちらかにしても心の叫びだったんでしょうね。
演奏した方も叫び過ぎて演奏の後は魂が吸い取られた感じでした。

♪WDR ケルン放送交響楽団♪

  • 2019.11.28 Thursday
  • 23:59

ゆき -4.2℃/-6.1℃

 

プログラムには全然魅力を感じなかった。

特に、シューベルトなんてまったく聴かないし。

でも、指揮者のマレク・ヤノフスキは、スイス・ロマンドとのブルックナーとか、

このケルン放送交響楽団とのヒンデミットとかは、CDでよく聴くし、好きな指揮者の一人だった。

 

結局、せっかく海外のオーケストラが札幌で公演をしてくれるのだから聴きに行こうか……

くらいの気持ちで行ったのだが、これが大当たりだった。

 

 

まず、ベートーヴェン交響曲第7番

弦16型+倍管、総勢83人の大人数から出て来るダイナミックなサウンド。

それでいて、おそらくベーレンライター版を使っているかと思われる早めのテンポと古楽的なアプローチ。

今まで聴いたことのない、とても不思議で新鮮なベートーヴェンがそこにいた。

ヤノフスキも、80歳とは思えない元気な指揮で、若々しい表現を引っ張り出し、

奏者も、実に楽しそうに全力で弾いている。

 

 

続いてシューベルト交響曲第8番「ザ・グレイト」

まさか自分がシューベルトを好きになるなんて!

こんなに生き生きとした曲だったのか?

快速テンポでグイグイと押し進め、全奏のフォルティッシモでは力強いサウンド。

しかし、まったくうるさく感じない。

木管の音色が明るく、キラキラしていた。

アンコールのベートーヴェン交響曲代8番第2楽章では、特にその木管の響きが際立った。

全体的に、良い意味でドイツらしくない今風なサウンドのオーケストラだった。

 

好きな曲が、また1つ増えた。

行って良かった、と思えるステキなコンサートだった。

♪札幌交響楽団 第624回定期演奏会♪

  • 2019.11.22 Friday
  • 23:59

おてんき 5.2℃/-10.7℃

 

 

今年、一番楽しみにしていたのが今日のコンサートだった。

 

なにしろ、プログラムがレアすぎる!

 

しかも、指揮をするのは、今ノリに乗っている川瀬賢太郎

フルーツの独奏は上野星矢というフレッシュコンビ。

聴きに行かない理由が見付からない。

 

 

まずは、開演前のロビーコンサートから斬新だった。

トロンボーン四重奏にチューバが加わったクレストン「ファンファーレ」は美しく華やかな演奏で良かったのだが、

続いて、トロンボーンだけで演奏したトマジ「生きるべきか死ぬべきか」

ほぼ、バストロンボーンが奇妙なメロディをソロで吹いて、他の3本はミュートを付けて伴奏(?)をするという……

おもしろいんだけど、これ、ここで演奏する曲なん?

 

最近の札響のロビコンは、選曲が斬新すぎる。

いやぁ〜、実にいい傾向だ。

 

 

さて、コンサートの1曲目は、ムソルグスキー交響詩「禿山の一夜」(原典版)

リムスキー=コルサコフが編曲したヴァージョンがよく一般的だけど、その理由も分かる気がする。

CDで聴いているとそうでもないけど、生で聴くと、オーケストレーションが未熟なのかどうなのか、

ともかく、アンサンブルが落ち着かない。

これは演奏する側の問題ではなく、曲そのものの問題が大きいように感じた。

 

そして、ハチャトゥリアン「フルート協奏曲」

上野のフルートは、柔らかい音色ながら、太くよく通る。

技巧的なパッセージもよくこなし、民族的なメロディも情感深く歌い上げていた。

しかし、この曲を掘り下げ、ハチャトゥリアンの音楽を表現していたのかと言えば、それとも違う気がする。

あくまで、上野星矢の演奏として、ハチャトゥリアンの曲を演奏したという印象。

 

ソリストアンコールは、イベール「間奏曲」と、テレマンの「無伴奏フルートのためのファンタジー第10番」の2曲。

イベールでは、ハープの高野麗音も前に出て来てデュオを披露。

この、高野さんのハープが素晴らしかった。

ハープ協奏曲、やってくれないかなぁ〜。

 

 

後半は、ムソルグスキー組曲「展覧会の絵」

なんとストコフスキー編曲版

よくやるラヴェル版は、フランス色が濃くてキラキラした感じになるけれど、

このストコフスキー版は、原曲の色合いに近く、ロシアの香りがプンプンするアレンジ。

編成も4管の大編成(弦はそのまま14型)から出て来る音は大迫力。

……なのに、川瀬はさらに煽る煽る。

特に8本のホルンを何度も突出させたり、打楽器を強調したり……

おもしろいんだけど、ちょっと疲れた。

いや、そういう曲なのかもしれない。

 

 

こんなプログラム、もう二度と聴くことはないだろうな。

不思議な選曲もあるけど、若い2人の主役のエネルギーを強く感じた、ステキなコンサートでした。

♪新国立劇場バレエ団「くるみ割り人形」♪

  • 2019.11.10 Sunday
  • 22:24

くもり 4.9℃/-1.3℃

 

 

今年の冬は財政難。

いわゆる豊作貧乏で、とても遊び歩いているような余裕はないんだけど……

でも、すでにチケットを買ってしまっているコンサートは行かなきゃモッタイナイ!

 

 

というわけで、昨年の「白鳥の湖」に続いて、新国立バレエを札幌文化芸術劇場hitaruにで観て来ました。

 

今年もやっぱり女子率が高い!

しかも、子役ダンサーも出ているためか、女子児童もやたら多い!

 

 

今回の指揮は冨田実里

主にバレエの指揮で活躍している指揮者だそうだが、

そのせいもあってか、札幌交響楽団の演奏も、いつものステージ上でのそれとはひと味違う。

 

舞台上では、子役のダンサーが大人顔負けの演技を披露し、ステキな演技を繰り広げていた。

児童合唱を披露した札幌北野少年少女合唱団も美しい歌声を聴かせてくれたし、

しばし現実を忘れて夢の世界に浸らせてもらえました。

 

残念だったのは、大好きな「メール・ジゴーニュとポリシネル」がディヴェルティスマンで演奏されなかったこと。

 

でも、とても楽しめたステージでした。

 

 

【追伸】

来年の演目は「眠れる森の美女」と発表あり。

またチャイコフスキー?

おいおい……

♪札幌交響楽団 旭川公演♪

  • 2019.11.04 Monday
  • 22:34

くもり 7.8℃/-0.7℃

 

札響が、せっかく近くのホールでコンサートをしてくれるというのに、

ホールの音響、最悪だし……

プログラムも、イマイチありきたりだし……

なんてことを思いながら迷ってたんだけど、

最近、いろいろと鬱々してるし、気分転換でもした方がいいんじゃないかと慌ててチケットを購入したのは一昨日。

 

 

12型の小さな編成。

地方公演だから仕方がないか……と思っていたけれど、想像以上に鳴ってる!

しかも、首席が不在のパートもたくさんあるのに、むしろいつもより上手い!

 

冒頭の喜歌劇「軽騎兵」序曲(F.スッペ)を聴いたとたん、そのアンサンブルの妙に期待は大きく膨らむ。

 

2曲目は「ペール・ギュント」第1組曲(E.グリーグ)

各ソロ陣がいい仕事をしている。

特に「山の魔王の宮殿」でのバスドラムやシンバルの鋭さは、今までの札響にはない迫力。

 

序曲「謝肉祭」(A.ドヴォルザーク)でも、パーカッションがいい仕事をしていた。

特にトライアングルとタンブリン。

生き生きしたリズムと華やかな音色で、この曲の明るさ無邪気さをいっそう引き立てていた。

 

 

休憩をはさんで、A.ドヴォルザーク交響曲第8番

この曲を好きになったきっかけは、

1982年の吹奏楽コンクールで那覇市立石田中学校(指揮:屋比久勲)の演奏を聴いたことだが、

その直後、FMでオーケストラによる全曲を聴く機会があって、ますます大好きになった経緯がある。

その時の演奏が、尾高忠明指揮の東京フィルハーモニー交響楽団だった。

 

その尾高さんの指揮によるドボ8を生で聴くのは今回が初めてだが、

前回の鈴木秀美さんや、一昨年の田中裕子さんの時とはまったく違い、むしろ落ち着いた正統派な演奏。

何より、アンサンブルがよくまとまっていて美しい。

弦も少ない人数なのによく鳴っていたし、

この曲の要となるフルートや、トランペットがいい仕事をしていた。

とても幸せな気分になるドボ8だった。

 

 

 

余韻を秘めたまま、会場の近くにあるおでん「まき」に移動。

 

すごく久し振りに来た気がするけど、やっぱりこのお店、落ち着く。

 

 

途中から、お隣の協会の牧師さんも合流。

信者さんからいただいたというメロンも御馳走になったりして♪

 

 

しかも、なぜか12月の札響定期のチケット(マーラーの10番)もいただいたりして……

 

ついでに書いとくと、

その後寄り道したスーパーの駐車場で、

愛車のワイヤレスキーの電池が切れてドアが開かなくなったりしたり……

 

なんか、いろいろと密度の濃い1日でした。

♪MDRライプツィヒ放送交響楽団♪

  • 2019.10.27 Sunday
  • 23:42

おてんき 14.4℃/3.0℃

 

 

kitaraの前にある中島公園はまさに紅葉真っ盛り。

 

 

大勢のカメラマンがあちらこちらで撮影ラッシュ。

ボクも負けじと池を一周してパチリパチリ。

 

 

久し振りの外オケは、MDRライプツィヒ放送交響楽団

指揮はクリスチャン・ヤルヴィ

ヴァイオリン独奏はアン・アキコ・マイヤース

 

 

近年、ドイツのオーケストラを聴く機会が増えているが、

今回のオーケストラは、園中では一番ドイツ色が薄いオケだった。

むしろ、ヤルヴィのカラーが前面に出た、明るさの方が目立った演奏だった。

 

 

冒頭の、管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV1068より「序曲」は、実にキラキラしたJ.S.バッハ(F.メンデルスゾーン編曲)

 

続くF.メンデルスゾーンヴァイオリン協奏曲では、アン・アキコの攻撃的とも言えるほどの激しさにオケがよく応えて好演。

アグレッシヴな生き生きとした演奏で楽しめた。

ソリスト・アンコールは、「おばあちゃまの一番好きな曲を弾きます」というアン・アキコのアナウンスに続いて、

滝廉太郎「荒城の月」を技巧的なアレンジで演奏。

切ないメロディに、思わず涙が出そうになった。

 

 

後半はベートーヴェン交響曲第5番 ハ短調

こんな熱い「運命」は初めて。

テンポも速いが、とにかく音に勢いがあって、躍動感もハンパない。

だから音楽の推進力が高く身体の中からエネルギーが湧き出てくるよう。

それでもクリスチャンは煽る煽る!

それに乱れずについて行くオーケストラの技術の高さと一体感。

ただ派手なだけじゃない、素晴らしい演奏だった。

 

アンコールは、同じくベートーヴェン弦楽四重奏曲第13番 第5楽章「カヴァティーナ」を弦楽合奏で演奏。

「運命」で熱くなった身体をやさしく冷ましてくれるようなステキな演奏だった。

 

札響名曲シリーズ「モーツァルトx ワーグナー」

  • 2019.10.26 Saturday
  • 23:59

今回は、もし単発だったりしたら、多分わざわざ聴きに行ったりはしないプログラム。

これも、シリーズ通し券のおかげということでしょうか。

 

 

指揮は、首席指揮者のマティアス・バーメルト

 

前半はモーツァルトを2曲。

 

「劇場支配人」序曲は、一般的な快活な演奏ではなく、むしろドッシリとした堂々たる序曲。

モーツァルトっぽくない?

それが狙いなのか?

 

続いて田島高宏(ヴァイオリン)廣狩亮(ヴィオラ)という札響奏者2人をソリストに配して「協奏交響曲 変ホ長調」。

こちらも落ち着いたテンポでゆったりと演奏。

モーツァルトの明るく軽いメロディやオーケストレーションとはちょっとチグハグな感じもするけれど、これはこれで2本のソロが十分に歌えていい感じ。

むしろ、終楽章の華やかさが引き立てられていた。

 

 

休憩をはさんでワーグナーを3曲。

 

歌劇「リエンツィ」序曲は、ワーグナーの中では好きな曲。

相変わらず、遅めのテンポでの演奏。

でも、ワーグナーならば、そのドッシリとした感じはむしろ良い雰囲気。

 

続いて楽劇「トリスタンとイゾルテ」から、前奏曲と愛の死

ん〜〜、エロくない……

ま、それはともかく、この曲の後半あたりからアンサンブルの乱れがちらほら見られるようになってきた。

リハーサルの時間が足りなかった?

それとも集中力が欠けて来た?

かなり細かいバランスに配慮しなくちゃならない曲だけに、緊張感が解けてしまいちょっと残念。

 

最後は楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲

名曲だけに、札響も何度もアチコチで演奏している曲。

いろんな指揮者で演奏しているせいかもしれない……

メンバー各々がてんでバラバラなニュアンスで演奏している。

もちろん全体のバランスも崩れて……

ラストこそ壮大に盛り上げて終わることが出来たが、展開部などはむしろ崩壊していたと言ってもいいかもしれない。

 


 

さて……

Twitterでもちょっと呟いて2,3ご意見をいただいたが……

 

最近の札響を聴くと、個々のレベルは上がっているのに、全体のアンサンブルが雑に感じることが多い。
思うに、尾高さんが頻繁に登壇していた頃に比べ、ポンマー、バーメルトと外国人指揮者が続いて、「オケの音」を作る時間が少なくなったことがその要因ではないか?
多彩な指揮者と共演することは、いろんな音楽管に触れることになり、そうした意味での成長はのぞめるが、
一方でオーケストラの土台となる「音」を作ることが出来なくなってしまう。
アマチュアのように、長い練習時間がとれるわけでないので、ちょっとしたハーモニーやトゥッティでのバランスなど、基本的なことはあらかじめ作っておかないと、リハーサルしだいでは聴き苦しい演奏になる恐れも出て来る。
特に、近年はメンバーの入れ替わりも激しく、尾高時代に作り上げたサウンドも変わって来ている。
それはもちろん良いことなのだが……
地方オケとは思えないような素晴らしいコンマスを2人も抱え、
恐らく日本クラスとも言える木管セクションをもち、
金管も打楽器も弦も充実してきているのに……
誰かドッシリと腰を据えてサウンド作りをする指揮者がいたら、どんなに素晴らしいオケになるだろうと思うと、すごくモッタイナイ気がしてならない。

ウィーン・フーゴ・ヴォルフ 三重奏団

  • 2019.10.11 Friday
  • 22:43

おてんき 21.6℃/6.7℃

 

 

直売所によく買いに来て下さるお客様から、

「コンサートのチケットが余ってるから、聴きに行きませんか?」

と誘われて行ったのがこのコンサート。

 

先月の札響名曲シリーズから、今月末までコンサートの大穴が空いていたので、

若干音楽欠乏症にかかっていたこともあり、二つ返事でお誘いに乗っからせていただきました。

 

 

元ウィーン・フィルのコンマスだったダニエル・ゲーテ氏が結成したピアノ三重奏団。

室内楽のコンサートなんて滅多に行かないし、ましてピアノ三重奏なんて初めてかも。

 

しかも、いわゆる関係者のみの非公開コンサート。

学校法人宝田学園(旭川明成高校など)の文化事業だそうです。

 

そういうこともあって、同校の卒業生である渋谷藍香さんもメインプロで共演。

爽やかな演奏を聴かせて下さいました。

 

 

旭川で世界規準の演奏に触れられる機会は少ないし、

しかも、ブルッフ、ブラームスの他にも、ファリャやコルンゴルト、ショスタコーヴィチ……

知らない曲ばかりだったけど、プログラムも多彩で楽しめた。

 

疲れた身体に、すてきな栄養補給をもらった夜でした。

 

札響名曲シリーズ「今度こそ!鈴木秀美」

  • 2019.09.07 Saturday
  • 23:04

あめ 25.6℃/17.6℃

 

 

ちょうど1年前、北海道胆振東部地震と、それに続くブラックアウト。

その影響をまともに受けてしまって中止になったコンサートが2つ。

その1つが、鈴木秀美札幌交響楽団の初共演。

 

楽しみにしていたコンサートだけに、とても残念に思っていたのだが……

 

それが1年後の今日、再演されることになった!

 

 

プログラムも同じ。

 

「シンフォニア ト長調」(C.P.E.バッハ)

交響曲第104番 ニ長調「ロンドン」(J.ハイドン)

交響曲第8番 ト長調 作品88 (A.ドヴォルザーク)

 

アンコール 交響曲第92番「オックスフォード」第3楽章 (J.ハイドン)

 

 

演奏はモダン・ピリオドとでも言うのだろうか、

14型の対向配置から出て来るサウンドは、いつもの札響とは全然違う。

重厚にして落ち着いたサウンド。

特に木管セクションのアンサンブルは、バランスにもよく配慮が行き届いてとてもクリア。

ノンヴィヴラートのせいか、オーボエやフルートが目立たないが、

かえってそれが全体のサウンドを落ち着いたものにしていて心地良い。

 

曲へのアプローチは、特別変わったことをしているわけではなく、

テンポ設定も中庸で目立った特徴はないが、

特にドヴォルザークでは、ピリオド奏法のために全く違った曲を聴いているような新鮮さが感じられた。

 

 

なお、会場には先日(9月1日)に亡くなられたラドミル・エリシュカの訃報記事と、

メッセージボックスが設置されていた。

結局(やはりというか)、あの「シェエラザード」が白鳥の歌になってしまったのか……

淋しくなりました……

♪京都大学交響楽団 美瑛町演奏会♪

  • 2019.08.19 Monday
  • 20:10

おてんき 28.6℃/14.3℃

 

 

大学のオーケストラを聴くのって、何年ぶりだろう。

たしか、乙川中学校の卒業生が、東京大学のオケに入っていて、名古屋公演があるから聴きに行った時以来か?

てか、それしか聴いたことないかも。

そもそも、アマオケも、まず聴く機会がないもんなぁ〜。

 

 

そんなこんなで、今日は京都大学交響楽団の演奏を聴いて来ました。

 

本当は昨日開催の予定だったんだけど、

先週まで利尻島にいて、台風の直撃を受けたためにフェリーが欠航して間に合わなかったとか……

 

きっと旅疲れもあっただろうに、若いってのは、とにかく素晴らしいね。

趣向を凝らしながら、楽しい演奏を聴かせてくれました。

 

 

最初の「運命」こそぎこちなかったけれど、

後半のアンダーソンでは猫踊りを交えてみたり、

アンコールの「プリンク・プレンク・プランク」では身体を揺らしたり振りをつけたり……

 

「白鳥の湖」のトゥッティではなかなか良いアンサンブルを聴かせてくれました。

 

 

なんにしても、若さがまぶしかった。

大学生たちの、溌剌とした演奏は、聴いているだけで、見ているだけで懐かしく微笑ましくなってしまった。

自分の歳を、実感させられてしまった。

 

 

【追 伸】

コンマス君、上手かった。いい仕事してました。

司会のヴァイオリンさん、落ち着いた、暖かいナレーション、すてきでした。

首席クラリネットの彼女、管で一番良かった。

楽器紹介と白鳥でチューバを吹いた彼氏、まろやかないい音色。見習いたいです。

猫ダンスの4名、スライドホイッスルの彼女、これが一番微笑ましくて涙が出そうでした。楽しかったです。

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