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例年、12月の初旬に発表になってる「今年の漢字」。
今年は『災』だったっけ。
確かに災いの多い年だったけど、こういうネガティヴな字にするのって、どうかと思う。
実は、我が家も今年は多災だった。
だから、思いつく漢字も、災、変、亡、減……
でも、それ以上に驚くことの多い1年だったんです。
ぷろことの別れから始まった1年。
闘病生活も3年目に入ろうとしていたけれど、まだしばらくは大丈夫かなと思っていたので、
驚いた以上に、哀しく切なかった。
長年使って来た納屋が壊れてしまったのも今年のこと。
自動車を乗り換えたのも今年。
まさか、自分が外車に乗るようになるとは思わなかった。
トマトの栽培におていても、6月に氷点下を経験することになるとは!
すでに加温設備は片付けてしまってあったし、どうすることもできなかった。
その後、全てのハウスで2段まとめて花落ちしてしまった時には、途方に暮れた。
当然収穫量は激減し、8月末の時点で、前年より5トン減。
そもそも、年間で30トン程度しか収量がないのに……
その後、9月には地震、そしてブラックアウト。
ようやくトマトの収穫量が増え出した時に、こんな災害が来るなんて……
でも……
何もしなかったわけじゃないんです。
8月後半から、マルハナバチによる受粉だけに頼ってちゃ心もとないということで、
トマトトーンを併用してみたり、
2段も花落ちしたんなら、トマトの木にも勢いに余力があるだろうとと思って脇芽を伸ばしてみたり。
そのかいもあって、9月から10月にかけてはかなり追い上げることが出来ました。
結局、終わってみれば収穫量はこれまで10年のうち5番目。
収入は一番多いという、驚き以上に信じられない結果に。
でも、カボチャは例年の5分の1、
アスパラガスもチョー不作。
トウモロコシに至ってはほぼ壊滅。
全体的には、あまり良くなかったんですけどね。
驚いたことと言えば……
トマトの収穫をしている時、いつもクラシックをBGMに流してるんだけど、
なぜかプロコフィエフの曲(特に交響曲第6番)を流すと収穫量が多かったんです。
ぷろこと大学病院に行く時、よく車の中で聴いてた曲。
しかも、プロコフィエフ。
彼女のテーマソングなんだろうか……
いや、きっと陰ながら見守ってくれていたんだと思います。
そんなこんなで、
今年の我が家の漢字は『驚』にしました。
来年は、嬉しい驚きがたくさんあるといいな。